中古住宅購入と同時にリフォームはメリットが多い?同時に行う際のポイントと注意点を紹介!

皆さん、こんにちは。

東京都世田谷区を拠点として、注文住宅・新築工事やリフォーム・リノベーション工事を手掛ける川津工務店株式会社です。


物価高騰に生活が圧迫されて……というニュースが連日のように報道されていますが、高騰しているのは生活必需品だけではありません。

東京では年々、土地価格が高くなっており、新築したいけどハードルが高くて……と新居を諦めてしまう方もいらっしゃることでしょう。


そんな場合にオススメなのが、「中古住宅購入+リフォーム」という選択肢。

実は中古住宅は、購入と同時にリフォームを行うことができるのです。

今回は中古住宅購入と同時にリフォームを行う際のメリットや、注意点を紹介します。




■中古住宅購入とリフォームを同時に行うメリット


中古住宅を購入してリフォームを行うと、以下のようなメリットがあります。



・新築よりも安く購入できる

「中古住宅購入+リフォーム」のほうが、新築よりもリーズナブルに戸建て住宅を購入することができます。

たとえば住宅金融支援機構が発表している「2023年度フラット35利用者調査」によると、土地付き注文住宅の所要資金が4903万円なのに対して、中古戸建ての所要資金は2536万円と、約2400万円も差があります。



・物件選びがしやすい

物件選びの選択肢が広いのも、中古住宅ならではのメリットです。

駅からの所要時間などの立地条件はもとより、延床面積なども、自分たちのライフスタイルに合った物件を選ぶことができます。



・低金利かつ節税できる

「中古住宅購入+リフォーム」の場合、物件購入費とリフォーム費用の二つが必要になります。一般的に住宅を部分的にリフォームする「リフォームローン」は借入期間が短く金利が高いのに対して、「中古住宅購入+リフォーム」なら、借入期間が長く金利も低い「住宅ローン」を使うことができます。



・住宅ローン控除で税金が安くなる

「中古住宅購入+リフォーム」では、一定の要件を満たすことで、所得税などの節税対策もできます。

たとえば、住宅ローンを利用すると、「住宅ローン減税」を利用することが可能。これは、10年間にわたり「年末のローン残高×0.7%」が控除されるというものです。

所得税から控除しきればかった分は住民税から控除されます。



・補助金を活用できる

一定の要件を満たすリフォームでは、国や自治体の補助金制度を活用できます。

たとえば、

・住宅省エネ2024キャンペーン
・長期優良住宅化リフォーム推進事業
・既存住宅における断熱リフォーム支援事業


……など国の補助金に加え、世田谷区でも以下のような補助金があります。

・世田谷区木造住宅耐震化支援事業
・世田谷区建築物耐震化促進事業
・世田谷区エコ住宅補助金




■中古住宅購入と同時にフルリフォームの費用相場



中古住宅購入と同時にリフォームする場合、一体いくらくらいかかるのか?

費用は、建物の構造や築年数、広さや工事内容によって変わってきます。


一般的な相場として、戸建て住宅をフルリフォームした場合、1000万〜1500万円前後が相場です。

ただし中古住宅のなかでも築年数がかなり経過していると、断熱リフォームや耐震リフォームが必要になるので、1500万円以上かかることもあります。


このリフォーム費用に加えて物件費用がかかることをお忘れなく。

予算を大幅に超えてしまって……という場合は、物件費用を抑える方向で考えてみるのも一つの手です。

「中古住宅購入+リフォーム」では、一般的に物件費用のウェイトが重くなるので、立地や広さなどを再検討するほうが大きな金額をコストダウンできますよ。




■中古住宅を購入と同時にリフォームする際の注意点



さまざまなメリットのある「中古住宅購入+リフォーム」ですが、いくつか注意しておきたいポイントがあります。



・住宅ローンの条件に注意

リフォームにおいて、住宅ローン控除など金利の引き下げを受けるには、条件があります。

例えば住宅金融支援機構のフラット35は、耐震性や接道条件などの基準項目があり、これを満たしていない中古物件は申し込みができません。またリフォーム工事で、省エネ性、耐震性、バリアフリー性、耐久性・可変性といった条件のいずれかを満たすことが必要とされています。



・補助金は早々に終了する恐れあり

補助金も、築年数や耐震基準、断熱性などの要件が設けられていることもあるので、物件選びの段階で補助金が受けられそうか、確認しておくと安心です。


また補助金は年度ごとに要件や内容が見直されます。来年は実施されない制度もあるのでご注意を。補助金には締め切りがあり、予算枠が埋まってしまうと早々に終了することもあります。



・リフォーム費用が思ったより高額になることも

戸建て住宅ではリフォーム費用が想定以上に高額になることがあります。物件は購入したものの、リフォーム費用が捻出できず理想の住まいをつくれない……ということがないよう、物件購入費とリフォーム費用のバランスに注意しましょう。


リフォーム費用は、どんなリフォームをしたいかということに加え、物件の築年数や耐震性・断熱性などにも左右されます。耐震リフォームや断熱リフォームを行うと費用もアップするので、検討している物件の立地や広さだけでなく、どのくらい建物のハード部分のリフォームが必要になりそうかということも、すり合わせながら検討できるとよいでしょう。


》中古住宅の狙い目の築年数は?購入時の注意点や選ぶポイントを徹底解説!


》一戸建てのリノベーションは1000万でどこまでできる?各工事の費用やリノベーションする際のポイントを紹介!




■中古住宅を購入と同時にリフォームを成功させるためのポイント



「中古住宅購入+リフォーム」で失敗しない大きなコツは二つあります。



・期限を決めてスケジュールを組む

「中古住宅購入+リフォーム」では、物件探し、建築会社選び、リフォーム、ローンの借り入れなど、段取りの手数が多くかかります。

もっとも時間がかかりがちなのは、物件探しです。理想の物件との出会いを待っているうちに、半年〜1年とあっという間に時間が経ってしまいます。

目標の入居時期を決めて逆算したり、物件探しにかける期間は3カ月など、目標を定めて動きましょう。



・希望エリアで地元密着の業者に依頼する

「中古住宅購入+リフォーム」はやることが多いだけでなく、同時進行で複数の段取りが進んでいきます。たとえば住宅ローンを申し込む段階では、建築会社による基本プランとリフォーム費用の予算出しができていることが大前提。


したがって、「中古住宅購入+リフォーム」に慣れている地域密着型の建築会社に依頼するのが成功のコツです。どのようなタイミングで何が必要になるかアドバイスしてもらえると安心ですよね。また地域密着型の建築会社は拠点を置くエリアの補助金情報にも詳しいので、コスト面でもお得なアドバイスが受けられます。




■中古住宅を購入と同時にリフォームしたい!そんな場合は、地域密着型の大工工務店である「川津工務店」にご相談ください!



世田谷区の2024年の地価(平均公示地価)は、68万2694円/㎡で、前年より4.1%アップしています。つまり30坪=約100㎡の比較的コンパクトな敷地でも、土地代だけで6800万円かかるという計算になります。

もちろんひと口に世田谷区といってもさまざまなエリアがあるので、場所によってはもっと高い土地もあることでしょう。


土地を買うだけで資金が尽きて、家づくりにお金を回せなかったら元も子もないですよね。

中古住宅+リフォームで基本的な出費を抑えるだけでなく、さらに節税したり補助金を使ったりして、賢くお得に、理想の住まいを手に入れるのがおすすめです。


世田谷区を拠点とする川津工務店は、腕利き大工が活躍する地域密着型の工務店。

ていねいな仕事に定評があり、ご予算と理想をすり合わせながら、最適なご提案が可能です。


リフォーム、建て替えいずれにも対応でき、住宅の内部構造に詳しい棟梁が、しっかりとお住まいの状態を検分。ご要望とすり合わせて最適なご提案をいたします。


お客様のご要望をイチバンに考え、プラン、仕様、提案から施工まで、一気通貫するワンストップなので、施工精度が高く柔軟な対応が可能。余計なマージン料がかからないので、ご予算の面でもご安心ください。


ご予算の範囲内で最大限のご提案をいたしますので、コスト的にちょっと不安で……という方も、お気兼ねなくご相談くださいね。


お客さまに寄り添い、暮らしの不便を解決することが、「住まいの萬屋(よろずや)」である私たちの喜びです。


リフォームはもとより、ちょっとした不具合への対応など、どんな小さなご相談でも喜んで承ります。もちろん建て替えや新築もお任せください!


地域に根差す工務店として、最高の住まいをつくるお手伝いができればと思っています。

お困りごとがあれば、まずはお気軽にご連絡くださいね。




▼関連記事▼

》築30年の家をリフォームすると何年住める? 費用相場とリフォームをする際のポイントを紹介


》スケルトンリフォームは後悔するって本当? よくある後悔や失敗しないためのポイントを紹介!


》戸建て35坪の家は狭い?快適に暮らすためのポイントや建てる前の注意点を紹介!


》20代でマイホーム購入は後悔するって本当?購入前に知っておくべきメリットと注意点とは


》35歳で家を買うのは遅い? 住宅ローンや子供のライフスタイルへの影響は?


》賃貸と持ち家はどちらがお得?メリット・デメリットや向いている人の特徴を徹底解説!



▼施工事例はこちら