20代でマイホーム購入は後悔するって本当?購入前に知っておくべきメリットと注意点とは

皆さん、こんにちは。東京都世田谷区を拠点として、リフォーム・リノベーション工事や新築工事を手掛ける川津工務店株式会社です。


なんだか物価は高騰する一方で、この先、劇的に状況が好転する気配もなさそう。


だったら、注文住宅は今建てるべきなのでは?


けれどもまだ20代なので、マイホームは早すぎないだろうか。


ネットを調べてみても、20代でのマイホーム購入を後悔したという声もちらほら。


……こんな理由で、20代でのマイホーム建設をためらっている方もいらっしゃるかと思います。


しかし、実際に国の調査※によれば、令和4年に新築注文住宅を建てた世帯主の割合は、

第1位=30代
第2位=40代
第3位=30代未満

……という結果です。

※国土交通省 住宅局「令和4年度 住宅市場動向調査報告書」



そこで今回は、20代で新築住宅を建てるメリットとデメリット、後悔しないポイントを整理してみました。





■「20代のマイホーム購入は後悔する」と言われる理由とは?



実際に、なぜ20代でのマイホーム購入が後悔すると言われているのか、その理由を見ていきましょう。



・金銭面での負担が20代は大きい?

後悔すると言われている理由の一つが、住宅ローンの返済です。


というのも、20代の夫婦は共働きでの収入を前提に、住宅ローンを組むのが一般的。

ただしお子さんの出産で育休を取るなど、仕事を離れて収入が下がるケースもあります。


そして20代は会社でのポストがまだそれほど高くないので、収入がやや低い傾向も。

住宅ローンには金融機関の審査があり、勤続年数やポジションも評価対象になるため、融資額が低くなってしまう可能性も否めません。


また、マイホームを購入すると、もろもろ税金が発生します。

具体的には、「固定資産税」や「都市計画税」、「火災保険・地震保険」など。


固定資産税は、土地家屋の評価額に1.4%を掛けた金額が納付額となります。

たとえば3,000万円の評価額の持ち家には、毎年42万円の納税義務が発生。

さらに都市計画税が発生するエリアでは、評価額の0.3%を納める必要があります。


加えてメンテナンスコストのことをデメリットとして捉える人もいるようです。

たとえば住宅はどれほど腕利きの職人が建てても、10年、あるいは20年ごとに、外壁や屋根の塗装が必要になります。


水回りなど設備の修理や交換にかかる費用も発生するでしょう。


ただこうした費用は、30代で家を建てても50代で家を建てても変わりません。

こうした出費を単純に数字として捉えるか。

あるいはマイホームの恩恵の必要経費として受け入れるか。


デメリットと捉えるかどうかは、マイホームに対する価値観によって変わります。



・20代以降は家族構成やライフステージが変化する

20代ではまだライフステージや家族構成が変化しやすいので、マイホームを建てるのならもうちょっと待ったほうが……という声もあります。


たしかにこの意見には一理あり、これからお子さんが産まれるかもしれないし、将来的にはご両親と同居することもあるかもしれませんよね。


広さが足りなくなった、あるいは部屋数や間取りが家族構成に合わなくなった、ということもあるでしょう。


正直、その時になってみないとわからない……というところがあるのが人生ですが、暮らしづらくなるのは困ってしまいますよね。




■20代でマイホームを購入するメリット



20代でマイホームを建てている方も多いように、20代ならではのメリットもあります!



・20代でマイホームを建てておくと老後がラク!

住宅ローンは返済期間を35年で設定するのが一般的。

とすると、若いうちに建てておくほど、早い段階でローンを完済できます。


一方で家を建てる時期が遅く、退職金をあてにしていたけれども社会状況の変化で会社が倒産、そして退職金ももらえない……という事態になっては、大変ですよね。


その点、20代なら定年前にローンを返すことができ、老後の年金をローンに回さなくても済むので、安心して暮らすことができます。

気持ち的にもラクですよね。



・ローン返済後の土地や建物は資産に!

マイホームを購入すると家屋と土地が資産になります。

資産があるということは社会的な信用にもつながります。


たとえば、退職後に新たに自分でビジネスを始めたいという場合にも、マイホームがあれば融資を受けるうえで銀行も高く評価してくれることでしょう。


また住宅ローンの返済を、出費でなく資産形成の一環と考えることもできます。

賃貸暮らしでは、支払った家賃は返ってきません。

しかしマイホームのための月々のローンの返済は、自分で自分に投資しているようなもの。


こう考えると、若いうちにマイホームを購入しておいたほうが、大きなメリットがありそうです。


将来的に、別の場所に住み替えたいという場合は、マイホームを売却して新しい家の購入資金にすることも。

あるいは建て替えをして、アパート経営や駐車場経営など、土地活用により収入を得ることも可能です。



・賃貸に比べて快適な住宅に長く住み続けることができる

間取りや仕様が決まっている賃貸住宅は、どうしても不自由さを感じてしまいます。


しかし自分たちらしい住まいをオリジナルでつくることができるマイホームなら、こうした不満は解消されます。


間取りやデザイン、家事動線など、自分好みの居心地のよい家になります。


そして現在は国の住宅性能に関する基準が高くなっているため、温熱環境的にも快適な住まいになります。


暑い・寒いといった賃貸暮らしにつきものの悩みに煩わされることもありません。



・のびのび子育てができる

アパートやマンションと異なり戸建て住宅を新築すれば、上下階や隣戸を気にせず、のびのび子育てをすることができます。


お子さんが大きな声をあげたり、駆け回ったりしても、気にする必要はありません。


また小さくても庭を設ければ、子どもが自然と身近に触れ合える環境をつくることができるのも、マイホームの魅力です。




■後悔しないために!20代でマイホーム購入の際の注意点



20代でマイホームを購入して後悔しないために、注意しておきたいポイントをチェックしてみましょう。



・ライフプランをしっかりと立てて間取りを考える

いざ直面してみないとわからないこともたくさんありますが、家族構成の変化を想定しておくと、いざ家族が増えた時も、大掛かりなリフォームなしに暮らすことができます。


将来的に子どもが欲しい場合はフリースペースや、2部屋に仕切れる広めのキッズスペースを設けておくとよいですよ。


夫婦2人だけで暮らしている間は、趣味部屋や書斎、映画を鑑賞するシアタールームとして使うのもアリです。


一方、2世帯住宅の可能性もあるけれども、今はまだはっきりしない……という場合は、工務店に相談だけでもしておきましょう。

後々リフォームがしやすいように間取りを考えてくれることでしょう。



・無理のない返済計画を組む

20代はさまざまな未来の可能性がひらけています。

これから家族が増えることもあれば、共働きを続けるはずが思わぬ事情で休職しなければならないこともあるでしょう。


したがって、住宅ローンは出産や入学といった子育て関係、車の買い替えといったライフイベントを見越して、無理のない返済額に設定しておくのがポイントです。


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■20代で家を安心して家を建てられるように! 地域密着型の川津工務店がサポートいたします



それでも20代で家を建てるのはちょっと不安……と思われる方もいらっしゃるかもしれません。


そんな場合は、新築から小さな住まいのお悩み事まで手がける東京都世田谷区の川津工務店にお気兼ねなくご相談ください。


地域密着型の工務店としてていねいな仕事に定評があり、ご予算と理想をすり合わせた最適な提案に定評があります。


腕利き大工が活躍する工務店だからこそ、建材・資材の扱いや流通に長けているのも強みの一つ。理想の空間を叶えながらコストダウンを図ることが可能です。


住宅ローンの総返済額を軽減するための補助金にも詳しく、国の補助金・助成金制度はもとより、地元・世田谷区の情報にも精通しています。


ご予算の範囲内で最大限のご提案をいたしますので、コスト的にちょっと不安で……という方も、お気兼ねなくご相談くださいね。


小さなリフォームやフル・リノベーションの実績も多いので、末長くサポートいたします。



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