東京都世田谷区で店舗工事やリノベーション工事、リフォーム工事などの設計、施工を行っております川津工務店です。
世田谷区にお住まいの方は、宅配ボックスを設置する際に補助金が利用できる可能性があることをご存知でしたか?
ウィズコロナで宅配ボックスのニーズが高まる中、国や一部地域では、宅配ボックスの設置にかかる費用を補助する制度を設けました。しかし、制度によっては細かい条件が決められているため、少々面倒に感じてしまいますよね?
そこでこの記事では、宅配ボックスの補助金について、対象となる住宅の種類から条件、補助額までご紹介していきます。
世田谷区にお住まいの方が利用できる補助金についても、わかりやすく解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
■宅配ボックスに補助金は活用できる?
国土交通省や一部の地方自治体では、宅配ボックスの設置に補助金を出しています。
宅配ボックスは、新型コロナウイルスなど感染症の蔓延防止が期待でき、再配達によるCO2の増加も防げるからです。
国土交通省における宅配ボックス設置に関する補助金制度には「こどもエコすまい支援事業」や「長期優良住宅化リフォーム推進事業」があります。
こどもエコすまい支援事業は、比較的安価なリフォームから利用でき、長期優良住宅化リフォーム推進事業は、大規模リフォームに打ってつけです。
ただし、制度によって、条件や申請できる期間は異なります。予算に達すると締め切りになってしまうので、注意が必要です。
■補助金の対象となる住宅の種類と条件とは
宅配ボックスの設置で補助金を受ける場合、対象となる住宅の種類や条件を満たしているか、ボックスの種類や設置状況は対象の範囲内であるかなど、事前に確認する項目があります。
ここでは、国土交通省が行う宅配ボックスに補助金を出している2つの制度について解説します。
・こどもエコすまい支援事業の場合
「こどもエコすまい支援事業」は、子育て世帯や若者夫婦世帯が新築で住宅を建てたり、リフォームしたりする際に利用できる補助金です。
対象となるのは、住宅の所有者が、こどもエコすまい支援事業に事業者登録している工務店、または個人事業主に依頼して工事をする場合です。
設置する宅配ボックスの条件は、防水性と耐久性がよく、安全に使用でき、鍵の施錠など機械的な安定性が確保されたものとされています。
補助額は、個人住宅とマンションなどの共同住宅で11,000円/1戸ですが、共同住宅の場合、設置するボックス数と20のいずれか小さい数の補助額が支給されます。具体的には、20ボックス以下の場合であれば、設置するボックスの数×11,000円が補助額です。20ボックス以上の場合は、一律20×11,000円となります。
こどもエコすまい支援事業は、宅配ボックスの補助額に加え、その他の対象となるリフォームの補助額を合計して5万円以上になると申請できます。
・長期優良住宅化リフォーム推進事業の場合
補助金の額が大きい「長期優良住宅化リフォーム推進事業」は、大規模なリフォームを検討している方におすすめの制度です。
住宅の劣化対策や耐震性の向上、省エネ化など、建物の性能を向上させるための工事や、子育てしやすい生活環境の整備に利用できます。
一般住宅が対象で、事業所や店舗など、住宅以外の建物は対象外です。
補助金を利用するには、インスペクション(建物の状況調査)の実施と、住宅の性能保持の基準を満たすこと、そしてリフォーム履歴と維持保全計画の提出の3つが必要です。
宅配ボックスには、最大100万円/戸の補助金が出ます。長期優良住宅の認定を受けると、最大200万円/戸です。
長期優良住宅化リフォーム推進事業の申請は、主に施工業者が行うようになるので、信頼できる工務店に相談しましょう。
》【2023年補助金】こどもエコすまい支援事業とは?新築・リフォームが対象です!
■世田谷区でも宅配ボックスの補助金はある?
世田谷区では独自に行っている補助金制度がありますが、宅配ボックスは含まれていません。そのため、宅配ボックスの設置には国の補助金を利用することになります。
上記でご紹介した「こどもエコすまい支援事業」や「長期優良住宅化リフォーム推進事業」を利用して、宅配ボックスと制度ごとに対象となる工事を組み合わせて行うといいでしょう。
ちなみに、世田谷区が独自に設けている世田谷区エコ住宅補助金では、外壁の断熱改修工事や太陽光パネルの設置、屋根の塗装工事など、エコにつながるリフォームで補助金が利用できます。
予算に達した時点で終了ですが、世田谷区に居住している世田谷区民であれば、持ち家・賃貸に関わらず利用できるので、リフォームを検討している方は要チェックです。
宅配ボックスの設置やリフォームで補助金を利用する際は、以下の点に気をつけましょう。
・工事に入る前に申請する
リフォームの補助金は、着工してしまうと申請できない場合がほとんどです。
原則、工事に入る前に申請を行います。制度によっては担当課で事前相談も行うよう条件づけている場合もあります。
・補助金に詳しい業者に相談する
リフォーム業者によっては、地域ごとの補助金や国の補助金に詳しい場合があるので、問い合わせの際に聞いてみるといいでしょう。
始めに「費用をできるだけ安く抑えたい」と話しておくと、補助金制度が使えない場合でも予算に合ったプランを立ててくれます。
》世田谷区で受け取れるリフォーム補助金とは? 対象の工事や申請の流れを解説
■世田谷区の宅配ボックスに関するお悩みは川津工務店へ
この記事では、宅配ボックスの設置で支給される補助金の種類や条件、申請する際の注意点についてご紹介しました。
補助金は事前の確認が必要不可欠ですが、ご家族だけでは不安なことも多いと思います。
そんなときは、ぜひ川津工務店へご相談ください。
川津工務店は、東京都世田谷区を拠点に、リフォームや新築工事を手がけている会社です。
地域密着型を信条とし、お客様のご要望に寄り添ったサービスを心がけています。広告や営業に頼らず、大工職人の腕と心で勝負する昔ながらの工務店です。
家族みんなが安心して暮らせる住宅にするには、納得いくまで相談することが大切です。川津工務店であれば、プランニングから提案、施工まで、すべて一貫して対応できます。施工後に万が一トラブルが起きた際も迅速に対応できるので安心です。
宅配ボックスや住宅のリフォーム、お住まいのさまざまな不具合に関するご相談は、川津工務店へなんでもお気軽にお問合せください。
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