東京都世田谷区で店舗工事やリノベーション工事、リフォーム工事などの設計、施工を行っております川津工務店です。
人生に一度あるかないかの大きな買い物である家づくり。皆さんはどんなところにこだわりたいですか?素敵な外観や大きなお庭など、自分の理想とする空間のイメージはある程度決まっている方が多いです。しかし、どうしても軽視されがちなのが住んでからのイメージです。実際に家を建ててからは、その土地や街で暮らしていくことになります。
新しいお家で快適な生活を送っていくためには、その土地に合わせた空間設計を地域密着の業者に依頼する必要があります。今回は地域密着の業者に住まいづくりを依頼するべきである理由をご説明します。
その地域の治安に合わせた防犯設計
法務省の調べによると、令和元年の犯罪検挙数の70%が窃盗だそうです。その中でも住居侵入によるものは20%程ですが、全体の犯罪件数から考えると決して見逃せる数字ではありません。住居侵入は身近な犯罪である以上、自宅が犯罪者のターゲットになる可能性があるということを常に考慮するべきでしょう。
また一軒家はマンションに比べて防犯が貧弱になる傾向にあります。そういったことからも、その土地の治安を考慮した住宅の防犯設計を必要をする必要があります。
その地域の気候に考慮した冷暖房設計
日本の気候は季節によって温度差が大きく湿度が高いという特徴から、人が過ごすうえで決して快適とは言えません。また西日本と東日本、本州と北海道、九州と四国など地域によって気候が大きく異なります。断熱性と通気性を考慮し、土地と風土に合わせた暖房設計こそが生活していくうえで必要となります。
その地域の景観に合わせた外観設計
家はそれぞれ想いを込めたものであり、外観にこだわって自分らしさを主張したいと考える人も多いかと思います。しかし家を建てるということは、これからその街の一部になるということになります。そういったことから、そこに住む人の家がその風景とうまく融合している家造りを考えてみてもいいのかもしれません。
地方自治体によっては景観条例を設けることで優れた都市景観の保全・形成を 図っていることもあります。風土に合わせた住まいが佇む街並みになることで、その街全体の資産価値を上げることにも繋がります。
世田谷区の場合は?
では具体的に世田谷区を中心に新築やリフォームを手掛ける川津工務店が、世田谷区でお家を建てる際に考慮するポイントをいくつか紹介していきます。
治安の面において、23区の中であまり良いものとは言い難く、特に侵入窃盗は23区の中でも2番目に多いです。窓からの侵入が多いとの統計結果から、補助錠や防犯カメラの設置が必要になります。
気候の面において、23区としては珍しく内陸性気候の特徴を持ち、気温が都心と同じかやや高いことが多いです。また都内の他の地域よりも寒暖差があるため、断熱関係の対策が必要になってきます。
景観の面において、世田谷区では自然の美しい景観を崩さないために景観条例を敷いています。適用の度合いもそれぞれ地域によって異なりますが、色の三原則である色相、彩度、明度を基準に規制が設けられていたりします。また世田谷区は国分寺崖線、駒沢オリンピック公園、砧公園を始め大小さまざまな公園や緑地があるのが特徴です。
「世田谷みどり33」と呼ばれる計画では住宅を新築、建て替えなどするタイミングで敷地内の緑化義務が生じ、届出をする必要があります。
理想の空間づくりを実現させるためには、住んでからのこともしっかりと考慮する必要があります。地域の特徴や気候を把握している業者に依頼する事で住む土地にあった住まいを作ることができます。
川津工務店では新築・リフォーム工事はもちろん、お家に関するお困りごとなら何でもご相談をうけております。世田谷区に根付いた工務店としてお手伝いしておりますので、何でもご相談ください。