【2023年補助金】先進的窓リノベとは?事業の概要と申請時の注意点をわかりやすく紹介


東京都世田谷区で店舗工事やリノベーション工事、リフォーム工事などの設計、施工を行っております川津工務店です。


国は2030年に二酸化炭素の排出を大幅に削減する目標を掲げており、住まいづくりでもさまざまな補助金を設けています。

その一つが、以前にご紹介した「こどもエコすまい支援事業」

今回はあらたに、「先進的窓リノベ事業」という、リフォームで使える補助金制度をご紹介します。




■先進的窓リノベ事業ってどんな補助金制度?



「先進的窓リノベ事業」は、既存住宅における窓の高断熱化を促進する目的で、リフォームにかかわる費用の一部を補助してくれるというものです。


今、住宅を取り巻くエネルギー問題は深刻化しています。

エネルギー価格が高騰し、冷暖房のような光熱費に負担がかかっていることは、皆さんもご存じのことでしょう。

一方で国は2030年度に向けて、家庭での二酸化炭素排出量を約7割削減(2013年度比)することを示しており、さらに2050年には既存住宅も含めた住宅に、ZEH基準の省エネ性能をもたせることも掲げています。


参考|環境省-先進的窓リノベ事業



■助成金を受けられる条件とは?



「先進的窓リノベ事業」は、新築ではなくリフォームを対象とした事業です。

補助対象となる住宅は、建築から1年が経過していることが条件です。

もちろん自分で建てた住まいでなく購入した中古住宅も対象となり、種別も戸建て・共同住宅、両方とも大丈夫。したがって中古マンションのリフォームでもOKということになります。


対象となる工事は、「対象製品」を用いた、「ガラス交換」「内窓設置・交換」「外窓設置」の3つです。


「ガラス交換」は既存のガラスだけを取り外し、高性能なタイプに交換すること。

「内窓設置・交換」は、既存の窓の内側にもう1枚窓を設置、あるいはすでにある内窓を交換することです。

「外窓設置」は、古いサッシにかぶせるように新しいサッシを設置するか、古いサッシを枠ごと取り外して新しい断熱窓を取り付ける2つの方法があります。


ちなみに「対象製品」とは、メーカーが登録を申請し、この事業の事務局が一定の性能を満たすことを確認した製品のことです。

「住宅省エネ2023キャンペーン特設サイト」で調べることができますが、メーカーや型番しか分からないので、地域密着型の建築会社に相談して推薦してもらうとよいでしょう。




■助成金はいくらもらえるの?



さて、気になる助成額は、1戸あたり最低5万円〜最大200万円。

工事を複数回申請しても、1戸あたりの補助額の上限はこの200万円が最大限です。1回の申請の補助額が5万円以下の場合は、そもそも申請ができません。

またドアの一部や欄間に取り付けられたガラスの交換や、店舗併用住宅の店舗部分の窓・ガラスの工事などは、対象にならないので注意しましょう。


現在、申請の期間は2023年12月31日までとされていますが、予算上限に達すると終了してしまうので、早めの申請を心がけましょう。

「こどもみらい住宅支援事業」は申し込みが殺到して締め切り期限前に終了してしまったので、国の事業だから大丈夫……とたかをくくって、つまずかないようご用心を。


「こどもエコすまい支援事業」との併用も可能ですが、たとえば同じ窓で「こどもエコすまい支援事業」「先進的窓リノベ事業」両方の補助金を申請することはできません。




■住まいのお悩みごとなら、世田谷区の「住まいのよろず屋」川津工務店にお任せください!



東京都世田谷区を拠点にリフォームや新築工事を手がける川津工務店は、「先進的窓リノベ事業」の登録事業者です。


モットーは、お客さまのご要望に寄り添う地域密着型。プラン、仕様、提案から施工まで一貫して自社で手掛け、どんな小さなお悩みにも寄り添う「住まいのよろず屋」を自負しています。


今回ご紹介した断熱リフォームはもとより、子育て向けや、家事ラクを実現するきめ細やかなリフォームも好評をいただいています。

ご予算の範囲内で最大限のご提案をいたしますので、コスト的にちょっと不安で……という方も、お気兼ねなくご相談くださいね。


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