新築住宅、あるいはリフォームを考えていらっしゃる方に朗報です!
新築・リフォーム両方に使える補助金「こどもみらい住宅支援事業」は2022年11月末に予算枠の上限に達してしまい、受付を終了してしまいました。
せっかくおトクにできたるはずだったのに何だか損した気分……と、残念がらなくても大丈夫。
今回は、「こどもエコすまい支援事業」という、新登場の補助金をご紹介します!
■こどもエコ住まい支援事業とは? 子育て世代だけでなくても大丈夫?
「こどもエコすまい支援事業」はひとことで説明すると、高い省エネ性能をもつ新築住宅や、省エネリフォームに対して出る補助金のこと。
エネルギー価格高騰の影響を受けやすい子育て世帯や若者夫婦世帯をサポートするために、国交省・経産省・環境省が連携して取り組んでいる支援事業です。
気になる補助金額や条件ですが、これは、新築かリフォームかで変わってきます。
・新築住宅の場合は?
対象となるのは、「子育て世帯=(申請時点で2004年4月2日以降に出生した子を有する世帯)」「若者夫婦世帯(申請時点において夫婦であり、いずれかが1982年4月2日以降に生まれ)」。
補助額上限は、100万円です。
そして建てる住宅は、ZEH(ゼッチ=ネット・ゼロ・エネルギーハウス)であることが必要です。
ZEHは、高性能な住宅と高効率な設備による省エネと、太陽光発電による創エネを兼ね備えることで、年間消費エネルギーをおおむねゼロにする住宅のこと。
何も特別なことはなく、次世代型のスタンダードな家づくりですので、ご安心ください。
ZEHについてはこちら
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)のススメ1
・リフォームの場合は?
リフォームは新築住宅とは条件が異なり、対象枠が拡大されます。もう子育て世代ではないから……と諦める必要はありません!ご自身やお子さんの年齢制限はなく、すべての世帯が対象になるのです。
補助額上限は、5万円〜60万円。工事内容により変わってきます。
ただし補助金を受けるためには、以下の3つの工事のうちの1つが必須となります。
①開口部の断熱改修
②外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
③エコ住宅設備の設置
1つでも実施すると夏の暑さ・冬の寒さがやわらぎます。エアコンがよく効くようになって快適になるだけでなく、光熱費の削減にもつながるので、体にもお財布にも優しいリフォームです。
またプラスアルファで対象になる工事として、
④子育て対応改修
⑤耐震改修
⑥バリアフリー改修
⑦空気清浄機能・換気性能付きエアコンの設置
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入
という5点が上げられます。
特にうれしいのが「④子育て対応改修」。家事ラクのためにビルトイン食洗機や、お手入れラクのレンジフード、浴室乾燥機、宅配ボックスなども対象となるのです。
また⑦も、コロナ禍で家庭での滞在時間が増えた今、キレイな空気を保てる高性能のエアコンを導入できるのもありがたいですね。
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■期限には注意! また登録事業者に依頼すること!
補助金を得る上で注意したいのが、登録事業者に工事を依頼するということ。
そして、早めの申請を心がけるということ。
交付申請期間は、2023年3月下旬~同年12月31日を予定していますが、「こどもみらい住宅支援事業」は申し込みが殺到し、早々に枠が埋まってしまったので、早めに登録事業者に相談することをおすすめします。また事業の詳細はご自身でも公式ホームページで確認しておきましょう。
新築から小さな住まいのお悩み事まで手がける東京都世田谷区の川津工務店は、「こどもエコすまい支援事業」の登録事業者です。
ご要望に寄り添う地域密着型の工務店として、ていねいな仕事に定評があります。
リフォームも、「こどもエコ住まい支援事業」で求められる断熱関係はもとより、子育て向けや、家事ラクを実現するきめ細やかなリフォームも好評をいただいています。
ご予算の範囲内で最大限のご提案をいたしますので、コスト的にちょっと不安で……という方も、お気兼ねなくご相談くださいね。
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