一戸建てのリノベーションは1000万でどこまでできる?各工事の費用やリノベーションする際のポイントを紹介!

皆さん、こんにちは。

東京都世田谷区を拠点として、注文住宅・新築工事やリフォーム・リノベーション工事手掛ける川津工務店株式会社です。


一戸建ても築30年以上ともなると、あちこちに不具合が生じてくるものです。

壁紙を貼り替えるだけといった部分的なリフォームをしても、住み心地は抜本的に改善できません。


では、どのくらいの予算をかけるべきなのか。


予算を考える時に、一つの目安として1000万円という数字がありますが、実際にどの程度のリノベーションができるのでしょう。

今回は1000万円を目安としてどんなリノベーションができるかを紹介します。




■予算1000万円でリノベーションは可能?できる範囲は?



一戸建てのフルリノベーションでどれくらいお金をかけるか、調査されたデータを見てみると、もっとも多いのは、1000万~1250万円。

また全体の3割弱を750万円~1250万円が占めていることから、フルリノベーションなら1000万円前後は想定しておくとよいでしょう。


(参考元:戸建住宅の全面リフォーム事例の価格分布/株式会社ホームプロ様)

一方で、1500万円以上も2.5割以上、そして500万円未満も2割弱と幅広い傾向が見られますが、これは物件の構造や築年数、広さなどに大きく左右されるため。

特に、同じ築年数でもきちんと手入れしてきた家であるかどうかで、修繕費用はかなり違います。

また設備や壁紙、フローリング材もグレードが設定されており、かなりの価格差があります。


既存の内装や外装だけを刷新するのではなく、基礎・梁・柱という躯体だけにして間取りから全面的にやり直すスケルトンからのリノベーションや、断熱リフォームや耐震リフォームも行うと、1000万円を超える可能性が高くなります。


リノベーションは前述のように築年数や構造、広さで費用が変わるので、あくまで目安となりますが、具体的にリノベーション内容に応じた費用をみていきましょう。



・LDKなど間取りのリノベーションの相場

同じフロアの3LDKを2LDKに変更して、LDKを広々させるようなリノベーションなら、おおよそ250万円〜350万円が相場です。



・水まわり設備のリノベーションの相場

キッチンや浴室・トイレ・洗面所も、リノベーションのニーズが高い場所。

キッチンは、位置を変えずに食洗機やオーブンなど機能をグレードアップさせたタイプに交換する場合、約100万円〜150万円が相場です。


古いトイレを、多機能な温水洗浄便座付きタイプに交換した場合は、約30万円〜60万円が一般的。

ユニットバスはサイズを変えずに最新タイプに交換することを想定して、約100万円〜170万円かかります。

さらに洗面化粧台をシンクが大きく収納も多いタイプに交換すると、約40万円〜60万円かかります。



・耐震や断熱リフォームの相場

耐震補強の場合、150万円〜200万円ほどとみておくとよいでしょう。元の構造や築年数によって工事内容が変わるので、内部構造に詳しい地域密着型の工務店に見積もりをもらえると安心です。


耐震リフォームを行う時は必要な部分の壁を取り壊すことになるので、このタイミングで断熱リフォームも実施すると、断熱リフォームのためにわざわざ壁を壊す必要がなくなるので、二度手間にならず、費用を抑えることが可能です。

耐震性が気になるお住まいでは、断熱性能が低いケースが大半なので、暮らし心地を改善するためには、断熱リフォームも前向きに検討するとよいでしょう。


断熱リフォームでは、断熱材を床や壁、天井に入れ直します。どこにどのくらいのグレードの断熱材を入れるかによって、工事費用は大きく変わり、一般的には約350万円〜600万円ほどかかるとみておきましょう。


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》大きな地震に備えて耐震リフォームを! 工事の種類とポイントを紹介




■一戸建てをリノベーションする時は、工事費以外にも必要!



ちなみに一戸建てをリノベーションする時には、工事以外にもかかってくるお金があります。

こうしたお金は工事の後にまとめて払うものではなく、工事段階で必要に応じて支払うので、ある程度のお金を手元に残しておくようにしましょう。


今住んでいる住まいをリノベーションする場合で、住宅ローンを借り入れるのなら、融資手数料や契約の印紙税、抵当権設定登記費用、ローン保証料、火災保険料などがかかります。


また工事着工前に工事代金の数割〜半額を支払うのもスタンダード。どれくらいの前金を支払うかは、建築会社によって異なります。


さらにリノベーション中の仮住まいの家賃や敷金・礼金も必要に。そして引越し費用もお忘れなく。





■一戸建てを予算1000万円でリノベーションする際のポイント



一戸建てをリノベーションしようと考えていたけれども、思っていたよりも予算がかかりそう……と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

費用を抑えるコツをご紹介します。



・補助金を活用する

耐震リフォームや断熱リフォームは自治体で補助金を出しているケースが大半です。

また耐震・断熱リフォームを行い住宅の性能を上げることで、もらえる補助金もあります。

「住宅省エネ2024キャンペーン」の「子育てエコホーム支援事業」、「先進的窓リノベ2024事業」、「給湯省エネ2024事業」などがありますが、補助金申請額が予算上限に達してしまうと交付受付が締め切られてしまいます。


》住宅省エネ2024キャンペーン



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》リフォーム補助金のタイミングは?補助金の受付開始や終了のタイミングを知るポイントをご紹介



・今後のライフプランをよく考える

家族構成やライフステージによっても、リノベーションの内容も変わってきます。

子育て世代と、お子さんが巣立ったシニア世代では、最適な間取りや設備、工事内容は変わってきます。


今後どのように過ごしたいか、ライフプランを家族内でよく話し合って計画を立てましょう。年齢的にバリアフリーリフォームが必要なのか、本格的な耐震・断熱リフォームをしておいたほうがよいか、間取りや仕上げの変更だけで快適に暮らせるのか、これから暮らしていくうえでふさわしいリノベーションを行いましょう。



・やりたいことの優先順位を決める

このように一戸建ての状態だけでなく、ライフプランによっても、リノベーションの内容はさまざま。

やりたいことがたくさんありすぎると、予算オーバーになってしまいますよね。

したがって、まずは叶えたいことをすべて書き出してみて、優先順位を決めてみましょう。

「必ずやりたいこと」「可能なら叶えたいこと」の2つに分けてみると、整理しやすいですよ。


ただし築40年を超えている住まいは、古い耐震基準で建てられている場合があります。

どれほどインテリアを素敵にリノベーションしても、家そのものが地震に弱いと元も子もないので、耐震リフォームや断熱リフォームを優先することをおすすめします。




■一戸建てのリノベーションは地域密着型の川津工務店にお任せください!

内部構造にも詳しく、ライフプランに合った間取りにも定評があります!



1000万円ほどを目安とすると、リノベーションでできることはたくさんあります。

ただ、それだけに何を優先するべきか、家族内で話し合っても迷ってしまうこともありますよね。


そんな場合は、世田谷区を拠点とする川津工務店にご相談ください。

腕利き大工が活躍する地域密着型の工務店で、ていねいな仕事に定評があり、ご予算と理想をすり合わせながら、最適なご提案が可能です。


大工が腕をふるうだけあって、耐震リフォームや断熱リフォームにも深い知見をもっています。

そしてヒアリングの段階では設計士が家づくりにかける思いをじっくり傾聴。

かなえたいこと、不安に思っていることなど、なんでもざっくばらんにお話ください。


ご予算の範囲内で最大限のご提案をいたしますので、コスト的にちょっと不安で……という方も、お気兼ねなくご相談くださいね。


お客さまに寄り添い、暮らしの不便を解決することが、「住まいの萬屋(よろずや)」である私たちの喜びです。


リノベーションはもとより、さまざまな不具合への対応のような小さなリフォームや、一戸建てまで、どんなご相談でも喜んで承ります。

地域に根差す工務店として、最高の住まいをつくるお手伝いができればと思っています。

お困りごとがあれば、まずはお気軽にご連絡くださいね。



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