新築でやっておけばよかったと後悔する前に!よくある失敗や、後悔しないためのポイントを紹介!  

皆さん、こんにちは。

東京都世田谷区を拠点として、注文住宅・新築工事やリフォーム・リノベーション工事手掛ける川津工務店株式会社です。


注文住宅は自分の好みやライフスタイルを反映して、自由に設計できるのが魅力です。

しかし、時にはその自由さが仇となって、失敗してしまうということも……。

自由にやれたけれども、結果として使いづらかったり、不便さを感じてしまったり、という事態は避けたいですよね。


今回は新築でよくある失敗談を紹介。

失敗から学んで、後悔しない家をつくりましょう!




■新築でよくある後悔 間取り編



初めての家づくりでは、わからないことがたくさん。

失敗しがちなポイントを踏まえておくことで、同じ轍を踏まないように心がけましょう。

まずは間取りでありがちな失敗を紹介します。



・動線がムダに長い!

人の動きを線で表す「動線」は、短いほど家事をスムーズに済ませることができます。

動線が長いとムダに移動も増えて、大変。


基本的に、キッチン、洗濯、浴室といった水まわり動線はコンパクトにするのが鉄則。

ただし難しいのが、「洗濯」です。

洗濯/物干し/畳む/収納……と作業内容が多いのが特徴。

特に洗濯機と物干しスペースが離れていると、洗濯後の水に濡れた重い衣服やタオルを遠くまで運ばなければならないのはひと苦労です。



・リビングの位置や広さ

広いリビングは誰しも憧れるものですよね。

ただむやみに広ければ良い、というわけではありません。

広ければそれだけ掃除も大変ですし、リビングを広くすることで、他のスペースを圧迫してしまうということも。


コンパクトなリビングでも吹抜けにすることで開放感を得られます。

また位置にも注意したいもの。

2階リビングにするか1階リビングにするかで、大きく家づくりが変わってきます。


こちらも合わせてご覧ください

》2階リビングにすればよかったと後悔する理由は?気をつけるべきポイントと対策を紹介




・部屋数はこんなにいらなかった……?

何かと個室がたくさんあれば将来的に便利だろう……と、必要以上に部屋を多くつくってしまい、結局うまく使えずに物置になってしまうのも、よくあるケース。

個室の分だけエアコンも必要になるので、設備費用もかかってしまいます。


迷っているのなら、皆が自由に、フレキシブルに使えるフリースペース(多目的スペース)をつくるのがオススメ。

また、将来的に家族が増える可能性があるのなら、ゆったりした部屋を一つつくっておいて、いざとなったら間仕切りや建具で仕切れるようにしておく方法もあります。



・収納の量や配置

リビングと同じく広ければ広いとうれしいのが、収納スペース。

ただ、LDKや寝室、浴室などを優先していくと、どうしても圧迫されてしまいます。


このくらいあればギリギリ賄えるだろう……と想定していても、やっぱり足りないということになると、モノが生活空間に溢れ出してしまいます。


したがって設計時には、現在もっているモノや、これから増えそうなモノを洗い出して、余裕を見込んでおくのが正解。


また収納は、使う場所の近くに設けるのが鉄則です。

家事動線とリンクさせながら考えると、使い勝手のよい収納スペースがつくれますよ。



・バリアフリーにするべき?

悩ましいのがバリアフリー。

将来的に、車椅子を使うのか、どれくらいの介護度になるのか、その時になってみなければわかりません。


お子さんの安全や暮らしやすさも考慮して、段差をなくすような工夫は新築時からするべきですが、家全体に手すりをつけるなどすると費用もかかってしまいます。

したがって、あまり神経質に考えすぎなくても大丈夫。


浴室も今から完璧なバリアフリー仕様にしなくても、数十年も経てば、必ず設備更新のリフォームが必要になるので、その時考えればよいでしょう。


あまり先のことまで考えすぎずに、今から十数年後のライフスタイルを想定して、安心・安全に暮らせることを優先するとよいですよ。




■新築でよくある後悔 設備編



間取りだけでなく、設備も暮らしの快適さを左右する大切な要素。

意外と見落としがちなポイントを紹介します。



・トイレの数、1カ所で足りる?

来客が多い家庭や2世帯住居の場合は、トイレの数が重要です。

またお子さんが多いと、朝はトイレを利用するタイミングが重なって不便ですよね。

感染症が流行した時のことも想定して、トイレを2つ設けておくと安心です。



・コンセントの数や位置

今は生活の至る場面で電化製品が使われており、コンセントは必須。

料理をするにもミキサー、コーヒーマシーン、電気圧力鍋、電気ケトルなど、さまざまな家電が登場するように、コンセントがないと何もできないですよね。


LDKや寝室、水回りなど、それぞれの場所でどんな家電を使うかシミュレーションして、コンセントの数や位置を決めておきましょう。



・IoTを取り入れていなかった

IoT(Internet of Things)は、空調や照明、給湯のような、住まい全般の管理や制御を自動化することで、快適性を向上させる技術のこと。


たとえば、照明の点灯をリモートコントロールすることは省エネにもつながります。

また家の鍵をデジタル管理するスマートロックは、セキュリティ面でもメリットが。

暮らし始めて「やっておけばよかった」と後悔しても、後から導入するのは大変なので、新築時に採用するのがオススメです。



・宅配ボックスを諦めてしまった

宅配ボックスを設置しないと、不在時に再配達を待たなければならずに不便ですよね。

また最近流行っている置き配は、荷物が汚れたり雨に濡れたりする可能性も。

荷物があることで、今この家には誰もいない……と、空き巣被害を誘発する可能性もあります。


もし新築時に予算がなければ後から取り付けることもできますが、スペースだけは確保しておくことをおすすめします。


》あなたの家にも宅配ボックスが設置できるかも?補助金の対象となる住宅の種類や条件を紹介




・断熱性能をおざなりにしてしまった

断熱性能は住宅の快適性を左右する重要なポイントです。

断熱性能を高くすれば、夏涼しく冬暖かい暮らしが可能になります。


断熱リフォームにより、後年になって断熱性能を高めることもできますが、壁や天井を剥がすなどおおがかりな工事になるので、断熱性能は新築時にきっちりおさえておきましょう。


また以前のブログでも紹介しましたが、現在で最高ランクの省エネ基準が、2025年から最低ランクになってしまいます。

高い省エネ基準で家を建てたほうがさまざまな面でメリットがありますよ。


階ごとに温度差が生じやすくなる?と気になる方はこちらも合わせてご覧ください。

》3階建ての家はやめた方がいいって本当?メリットや後悔しないためのポイントを紹介!





■新築の家づくりで後悔しないためのコツはここをおさえる!



自分たちらしい注文住宅を建てるために、失敗しないコツは、建築会社と打ち合わせを入念に行うこと。


そして打ち合わせの前には、家族で理想の暮らしや、叶えたいことの優先順位を話し合っておきましょう。


まずは「必ずやりたいこと」「可能ならやりたいこと」の2つの観点で、要望を分けてみると整理しやすいですよ。


またリビングやキッチンなど、同じ場所に対して家族内で意見が分かれた時は、そこを最も長く使う人、あるいは片付けやメンテナンスをする人の意見を最優先するとよいでしょう。


そして最も重要なのは、信頼できる建築会社に依頼すること。

とりわけ信頼できるのは、地元密着型の建築会社です。

地域に根ざしている会社は、いい加減な対応をしたり手抜き工事をしたりすると、すぐに悪評が広まってしまいます。

この地域でやっていく、という志の高い建築会社なら、細やかに要望をすくいあげてくれることでしょう。


》注文住宅を契約する上での注意点とは?契約時によくあるトラブルや対策もご紹介!


》ハウスメーカーと地場工務店の違いは?どっちに頼む方がいい?




■自分たちらしい新築を建てるなら、地域密着型の川津工務店にお任せください。

培った技術ときめ細やかなサポートで、オンリーワンの家を叶えます!



世田谷区を拠点とする川津工務店は、腕利き大工が活躍する地域密着型の工務店。

創業のきっかけも、代表が世田谷区に住み始めて、自身が住んでいるエリアに地元に根付いた建築会社がないと感じたことが始まりでした。


ていねいな仕事に定評があり、ご予算と理想をすり合わせながら、最適なご提案が可能です。

ヒアリングの段階では設計士が家づくりにかける思いをじっくり傾聴。

かなえたいこと、不安に思っていることなど、なんでもざっくばらんにお話ください。


ご予算の範囲内で最大限のご提案をいたしますので、コスト的にちょっと不安で……という方も、お気兼ねなくご相談くださいね。


お客さまに寄り添い、暮らしの不便を解決することが、「住まいの萬屋(よろずや)」である私たちの喜びです。


新築はもとより、ライフスタイルに合わせたリフォームやさまざまな不具合への対応など、どんな小さなご相談でも喜んで承ります。

地域に根差す工務店として、最高の住まいをつくるお手伝いができればと思っています。

お困りごとがあれば、まずはお気軽にご連絡くださいね。



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