リビングと和室の一体化リフォームで後悔しない!費用やメリット・デメリットを徹底解説  

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皆さん、こんにちは。

東京都世田谷区を拠点として、注文住宅・新築工事やリフォーム・リノベーション工事を手掛ける川津工務店株式会社です。


あると何かと便利な和室ですが、もてあまして押し入れがわりになっている……というご家庭も多いことでしょう。一方で気になるのが、手狭になってきたリビング。

もしもリビングに和室が隣接していれば、和室をリビングに一体化して、広々使うことが可能です。


そんなリビングと和室を一体化するリフォームで知っておきたいポイントや、費用相場を紹介します。




■リビングと和室を一体化するリフォームのメリット



☑️空間を開放的に使える

☑️インテリアの自由度が増す

☑️和室の窓を活用すればリビングが明るくなる

☑️畳のお手入れをしなくて済む


LDKに和室が隣接しているのなら、和室の壁を取り払って床をフローリングにすると、空間を広々と使うことができます。これまでは和室の壁が圧迫感を与えていたところ、壁を取り払うことで空間が伸びやかになります。


床に段差がなくなることでお掃除もこまめにしやすくなり、結果として、ホコリやダニの発生を抑えやすくなります。さらに将来、車椅子を使うことになったとしてもバリアフリー対策としても効果的。


またフローリングにすれば家具を置いても床に跡がつく心配もなく、好きなチェストやキャビネットを置くことができて、インテリアにこだわることができます。広くなった床を生かしてソファとテーブルの配置を変えるだけでも、新鮮な雰囲気が味わえますよ。


せっかくLDKが広くなったのだから家具は必要最低限でオープンな空間を楽しみたい、とお考えでしたら、和室の押入れがあった部分に床から天井までのリビング収納を造作するのがオススメ。たくさんのモノを省スペースで収納することができますよ。


さらに元の和室に窓があるのなら、リビングに新しく窓を追加できるので、リビングがより明るくなりますよ。


畳は定期的にお手入れをしたり張り替える必要がありますが、フローリングにすればその手間も省けることになります。




■リビングと和室を一体化するリフォームのデメリット



もちろん何事にもメリットがあれば、デメリットもあります。

デメリットも踏まえたうえでリフォームできると後悔しないので、どんなデメリットがあるか知っておきましょう。


☑️赤ちゃんのお昼寝スペースがなくなる

☑️ゲストルームに使えなくなる


和室をリビングに取り込むということは、畳のメリットがなくなるということ。例えば、畳は柔らかくクッション性があるメリットがあり、赤ちゃんのお昼寝などにうってつけ。

また和室があるとお客さまを泊めるゲストルーム代わりにも使えます。


ただ、お子さんが成長してお昼寝する場所は必要ないというご家庭や、ゲストルームは必要ないというご家庭にとっては、デメリットにはなりません。




■リビングと和室を一体化するリフォーム費用



では、次にリビングと和室を一体化するリフォームには、どのくらいの費用がかかるものでしょう。

仕上げ材のグレードや、リフォームするお住まいの状態にもよりますが、6畳の和室をリビングに一体化させるおおまかな目安としては100万円前後とみておきましょう※。


作業としては、

・和室の畳をリビングと同じフローリングに張り替える
・和室の壁・天井をリビングと同じクロスに張り替える
・押入れを撤去しクローゼットにする

………という内容がメインです。


ほかには、

・畳の撤去、床組の撤去、敷居の撤去、断熱材の追加、巾木の設置

……など細かい作業が発生します。



畳を撤去してフローリングにする際、畳とフローリングの厚みが異なるため、段差を解消する木工事が発生します。

注意したいのは、既存のリビングのフローリングと、和室に新しくフローリングは色の違いが出やすいということ。たとえ同じメーカーの同じ品番のフローリングを使ったとしても、リビングのほうは紫外線の影響で新築当時とはフローリングの色が変わっているので、色合わせが難しくなります。


もし複合フローリングを使っているのなら、リビングも和室も自然素材であるむくフローリングに張り替えて色みを統一し、心地よい足触りを楽しむのもオススメです。



※参考:積算資料ポケット版 リフォーム編 2025 編著:建築工事研究会 発行:一般財団法人 経済調査会/「和室を洋室にする(p272)」より建具工事分を減額した概算)



こちらの記事もご覧ください!

》小上がり畳コーナーは本当に必要?後悔しないために知っておきたいメリット・デメリット


》畳からフローリングへリフォームは後悔する?メリット・費用やリフォームする際の注意点を紹介!





■リビングと和室の一体化するリフォームのポイント



和室をリビングと一体化するうえで、失敗しないためのポイントを知っておきましょう。


☑️動線を考える

☑️建材や建具の変更を検討する

☑️収納を見直す

☑️空調をチェックする

☑️必要に応じて間仕切りを設置する


・リフォーム後の広さに合わせて動線を考える

リビングと和室を一体化すると、リビング全体が広くなり同線が変わります。ソファの位置を変えると団らんする場所も変わってきます。リフォーム後のLDKの広さを想定して、効率のよい家具のレイアウトを考え、暮らしやすい動線計画を立てましょう。


・和室の建材や建具も変更する

単に和室の壁を取り払えば、リビングと一体化できるわけではありません。畳をフローリングに、壁・天井をリビングと同じクロスに変更することで、一体感が生まれます。もしもリビングと元・和室の間に間仕切りが欲しいという場合は、障子や襖ではなく、洋風の引き戸を設けるとリビングと雰囲気があいますよ。


・収納スペースをしっかり確保する

リビングは家族が集まる場所なので、さまざまなモノも集まりがち。保険関係の書類や家電の取り扱い説明書など家族共用で使う書類に加え、お子さんの学校の書類などかさばるものもあるでしょう。

和室をリビングに取り込む分、モノを増やしてしまうとせっかくの開放感が台無しです。和室の押し入れをクローゼットに変更すると、広さを活かしながら収納量を増やすことができます。


・空調機器の位置や性能をチェックする

和室をリビングと一体化して空間が広くなると、エアコンの位置や性能によっては、空調が十分に効かない、という可能性もあります。

せっかくリビングを開放的にしたのに、空調が効かずに夏の猛暑にリラックスできないようではもったいないですよね。

建築会社に相談し、エアコンの撤去・新設費用も見込んでおくと安心ですよ。


・必要に応じて間仕切りを設置する

ふだんはリビングを広々使いたいけれども、時には和室や個室としての機能も必要……という場合は、間仕切りを設置するとよいでしょう。間仕切りも、垂れ壁を設けずに鴨居(かもい=建具をはめ込む丈夫の枠)だけにするとシンプルです。


もしリビングの伸びやかさはそこまで必要でないのなら、和室部分にはフローリングとフラットに、縁のない琉球畳を敷き込むと、バリアフリーを実現できるうえ、モダンな雰囲気になりますよ。赤ちゃんの寝かしつけもしやすいことでしょう。

ただ視覚的にもリビングとの一体感が欲しいのなら、やはり床材はフローリングに統一したほうがおすすめです。


》ウォークインクローゼットで失敗しないためにチェックすべきポイントとは?



■和室をリビングに一体化するリフォームは、地域密着型の「川津工務店」にご相談ください!



世田谷区を拠点とする川津工務店は、腕利き大工が活躍する地域密着型の工務店。

ていねいな仕事に定評があり、ご予算と理想をすり合わせながら、最適なご提案が可能です。


フルリフォーム、部分リフォームいずれにも対応でき、住宅の内部構造に詳しい棟梁が、しっかりとお住まいの状態を検分。快適性やご要望をかなえるためにはどのような方法を採るべきか、最適なご提案をいたします。


お客様のご要望をイチバンに考え、プラン、仕様、提案から施工まで、一気通貫するワンストップなので、施工精度が高く柔軟な対応が可能。余計なマージン料がかからないので、ご予算の面でもご安心ください。


ご予算の範囲内で最大限のご提案をいたしますので、コスト的にちょっと不安で……という方も、お気兼ねなくご相談くださいね。


お客さまに寄り添い、暮らしの不便を解決することが、「住まいの萬屋(よろずや)」である私たちの喜びです。


リフォームと呼ばないような、ちょっとした不具合への対応など、どんな小さなご相談でも喜んで承ります。もちろん新築にも定評がありますので、新築や建て替えをお考えの方も大歓迎。


地域に根差す工務店として、最高の住まいをつくるお手伝いができればと思っています。

お困りごとがあれば、まずはお気軽にご連絡ください!




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