一部屋を二部屋にしたい!部屋を分けるリフォームの種類や事前に確認すべきポイントを紹介!

皆さん、こんにちは。東京都世田谷区を拠点として、注文住宅・新築工事やリフォーム・リノベーション工事を手掛ける川津工務店株式会社です。


「一部屋を二部屋に分けて、空間をもっと有効に使えたら…」そんなふうに考えたことはありませんか?「壁を作るほどではないけれど、手軽に仕切る方法を知りたい」「費用はどのくらいかかるのだろう?」といった疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。


この記事では、一部屋を二部屋に分けるためのリフォーム方法を、目的別に詳しく解説。さらに、リフォームを成功させるための確認ポイントや注意点も紹介します。アイデア次第で叶う理想の空間づくり、ぜひ参考にしてみてください。




■部屋を分けるリフォームの前に確認すべきポイント



部屋を分けるリフォームをする際には、リフォーム後に後悔しないよう、事前に次の4点について確認しておくことが大切です。それぞれについて解説します。



・部屋を分ける理由が明確か

部屋を分けるリフォームをする際には、なぜ分けたいのか、どのような用途で使用したいのかを明確にしておくことが大切です。部屋の用途に応じて、適切なリフォーム方法を選ぶ必要があります。


「子供部屋を2つに分けて、上の子が受験勉強に集中できるようにしたい」「来客時だけ、目隠しになるようにキッチンとリビングを仕切りたい」など、分けた部屋の使用方法を明確にイメージすると、失敗するリスクを軽減できるでしょう。



・開閉できるようにするか

部屋を分けて使用するのは一時的なのかどうかによって、仕切り方が異なります。たとえば部屋の一部を仕事部屋として完全に分離したいのであれば、しっかりと壁で仕切るほうがよいでしょう。


反対に、仕事中は空間を仕切り、それ以外の時間は部屋を広く使いたいという場合には、固定壁ではなく可動式の仕切りを使用するとよいでしょう。



・防音性やプライバシー性をどの程度確保するか

分けた部屋の用途によって、防音性やプライバシー性の必要度も異なります。たとえば仕事用に部屋を分けた場合、オンライン会議などを行うのであれば、しっかりと空間を区切って防音性を高める必要があるでしょう。


反対に、子どもが遊ぶスペースなどの場合は、壁でしっかりと区切るのではなく、ある程度中の様子がわかるようにしたほうが適切でしょう。



・将来的にもとに戻す可能性があるか

部屋を分けて使用する期間が一時的であれば、もとに戻す際の手間も考慮して分ける方法を考える必要があります。たとえば子どもが中高生のうちは子供部屋を2つに分けて使用し、子どもの独立後はまたひとつの部屋に戻して使用したいという場合は、可動式の間仕切りを採用するのも方法のひとつです。


しっかりとした壁で仕切ると撤去するのにも手間がかかるため、家族構成やライフスタイルが変化する可能性はあるか、将来的にもとに戻す予定があるかをよく検討してからリフォームするようにしましょう。




■部屋を分けるリフォームの方法と費用は?



ここでは部屋を分けるリフォームの代表的な方法とその費用の目安について解説します。目的に合った方法で部屋を分けられるよう、ぜひ参考にしてみてください。



・間仕切り壁の新設

新しく間仕切り壁を新設する方法は、部屋を完全に2つに分けたい場合におすすめです。壁で部屋を仕切ることでそれぞれが独立した部屋になるため防音効果が高く、視線も遮られるためプライバシー性も確保できます。また、冷暖房効率も上がります。


費用は仕切る範囲や使用する材料、地域の施工単価によって異なりますが、一般的には10万円から20万円程度が目安です。ただし、間仕切りが不要になった際には撤去のための工事も必要になるため、費用や手間がかかる点は注意しましょう。



・ウォールドア

必要なときだけ部屋を仕切りたい場合は、ウォールドアがおすすめです。ウォールドアとは、間仕切りのための可動式の壁面のことをいいます。大規模な工事は不要なので壁を新設するよりも導入しやすく、不要になった際の撤去も簡単です。ウォールドアは製品によって防音性や断熱性が異なります。基本的には壁を新設するより劣る場合が多いですが、高機能な製品を選べば、一定の防音性や断熱性を確保することも可能です。


ウォールドアの設置費用は、選ぶデザインや施工条件によって10万円から25万円程度が目安となります。なお、天井の補強が必要な場合は、追加費用が発生する可能性がありますのでご注意ください。



・ドア・ガラス戸・障子など

必要なときだけ部屋を仕切りたい場合は、引き戸や折れ戸タイプのドアや、ガラス戸、障子なども有効です。ガラス戸や障子はもちろん、ドアの場合は窓付きのものを選べば採光も確保できるので、圧迫感なく仕切ることが可能です。


費用は障子の場合は3万円程度から、ドアやガラス戸の場合は15万円から30万円程度かかるのが一般的です。



・カーテン・ロールスクリーンなど

一時的に空間を分けたい場合、例えば子供の学習スペースや訪問客対応用の簡易間仕切りとして、カーテンやロールスクリーンを使用するのもおすすめです。壁やドアに比べると防音性やプライバシー性、断熱性などは劣るものの、設置の手間や費用があまりかからず、気軽に導入することが可能です。


費用も1万円から3万円程度で済むことも多く、汚れたら気軽に洗濯できたり、季節によってデザインを変えて楽しんだりできます。


これらの具体的な金額については、地域によって異なるため、現地調査やお見積もりをご依頼いただくことで、正確な金額をご提示できます。




■二部屋にリフォームする際の注意点



部屋を分けるためのリフォームをおこなう際には、次の5つの点について注意しましょう。それぞれについて解説します。



・採光は必要か

部屋を壁や間仕切りなどで仕切る場合、採光が不十分になってしまい、部屋が暗くなってしまうケースがあります。とくに、部屋を分けることで一方の部屋に窓がない状態になる場合は、室内窓や間接照明を活用して自然光や柔らかな光を取り入れることで、明るさを補うことが可能です。


ほどよく採光したい場合は、一部がガラスになっているドアを採用すると、採光性とプライバシー性を両立できるでしょう。しっかりと採光したい場合は、ガラス戸を採用するとよいでしょう。



・照明の数は問題ないか

部屋を分けることで部屋の明るさが不十分になる場合は、天井照明を追加するか、スタンドライトや壁掛けライトを活用するなど、部屋に合った方法を検討しましょう。また、仕切る場所によっては一度照明を撤去しなければならないケースもあるため、よく確認しておきましょう。また、照明のスイッチの位置も確認しておくことが大切です。



・コンセントの位置や数は問題ないか

部屋を分けて使用する際には、必要な場所にコンセントがあるかを確認しましょう。足りない場合は、コンセントの増設工事が必要になる場合もあるため、事前に相談すると安心です。



・収納スペースは十分か

部屋を有効に使用するためには、収納スペースの確保も重要なポイントです。部屋を分けるともともとのスペースよりさらに狭くなるため、収納付き家具を導入するなど、スペースを有効活用できるように工夫しましょう。



・空調効率が悪くならないか

間仕切りによってこれまで届いていた空調が届かなくなったり、風通しが悪くなったりすることがあるため、仕切る方法を検討することが大切です。通気性が気になる場合は、格子戸やルーバー式の間仕切りなどを採用することで解決できます。ただし、これらは防音性が低いことに注意が必要です。


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■まとめ 



部屋を分けるリフォームは、暮らしをより快適にし、空間を最大限に活用するための最適な方法です。用途や目的に合わせた方法を選び、防音性や採光、空調効率などの重要なポイントを事前にしっかり確認することで、理想の住まいを実現することができます。


「自分たちに合ったリフォーム方法がわからない」「予算内でどんな選択肢があるのか知りたい」と感じたら、ぜひプロの力を借りてみてください。専門的な視点でのアドバイスが、満足度の高いリフォームへの第一歩となります。




■内装リフォームなら、地域密着型の大工工務店である「川津工務店」にご相談ください!



川津工務店株式会社は、東京都世田谷区を拠点に、リフォームや新築工事を手がけている会社です。


お客様のご要望に寄り添う地域密着型の会社で、フルリフォーム、部分リフォームいずれにも対応でき、住宅の内部構造に詳しい棟梁が、しっかりとお住まいの状態を検分。快適性やご要望をかなえるためにはどのような方法を採るべきか、最適なご提案をいたします。


お客様のご要望をイチバンに考え、プラン、仕様、提案から施工まで、一気通貫するワンストップなので、施工精度が高く柔軟な対応が可能。余計なマージン料がかからないので、ご予算の面でもご安心ください。


部屋を分けるためのリフォームをお考えの方も、目的や用途に応じて最適なご提案をさせていただきます。地域に根ざす 「住まいの萬屋」 として貢献しますので、お困りごとやお悩みごとがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。



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