対面キッチンをやめたい!よくある後悔する理由や壁付けキッチンにリフォームする際の注意点を解説!

皆さん、こんにちは。

東京都世田谷区を拠点として、注文住宅・新築工事やリフォーム・リノベーション工事を手掛ける川津工務店株式会社です。


キッチンの交換時期はおよそ20年が目安……と言われていますが、当然ながらもっと早くリフォームを考えるケースもあります。

設備的にはまだ使えるかもしれないけれども、汚れが落ちづらくなってきて掃除が面倒だし、もっと性能の良いキッチンも登場している、ということも。なんといっても、キッチンの配置が悪くて使い勝手がよくない……というのが、リフォームしたくなる理由でしょう。



意外と不満の声があがるのが、対面式キッチンです。

キッチンといえば対面式が人気ですが、一方で、取り入れて後悔してリフォームしたい、という声もあります。

今回は対面キッチンのメリット・デメリットをあらためておさらいし、壁付けキッチンにリフォームするポイントを紹介します。




■対面キッチンをやめたいと後悔する理由



キッチンといえば、アイランド型やペニンシュラ型(片方だけに壁がついた対面キッチン)が人気ですが、実際に取り入れてみて後悔した……という声もちらほらあります。なぜそのように後悔するのでしょう?



・リビングが手狭に感じる

対面カウンターは部屋の仕切りとしても機能するので、リビング・ダイニングにキッチンの存在が圧迫感をもたらすことも。視覚的にLDK全体が狭く見えてしまいます。また壁付けキッチンなら、レンジフードを壁側にすっきり納められますが、対面キッチンの場合はリビング・ダイニングからレンジフードが悪目立ちして見えてしまいます。



・手元が隠せず生活感が出る

LDK全体をすっきりしたかったので、キッチンも当然対面式を選択。ただ、当時は良かれと思ったものの、いざ対面キッチンにしたらカウンターの上が丸見えに。作業中の手元が見られるのも落ち着かないし、常にキッチンの上を片付けておかないとリビング・ダイニング全体が乱雑に見えてしまうのも、ストレスです。



・収納スペースが足りない

壁付けキッチンに比べて対面キッチンは、収納スペースが少なくなりがちです。キッチン本体のサイズが小さくなることで、十分なキャビネット収納を設けられないということも。収納できる調理器具や食器の数が少なく、デメリットを感じることもあります。



・料理中の匂いや油はねが広がる

対面キッチンはリビング・ダイニングとオープンにつながっているため、調理中のニオイや、油はねが広がりやすくなります。余計に掃除の手間がかかってしまう……という不満の声もあります。




■対面キッチンのメリット


もちろん対面キッチンにはメリットもあり、人気を博しているのにはそれなりの理由があります。



・リビングの様子を見ながら料理できる

対面キッチンはリビング・ダイニングに対してオープンなので、キッチンで作業をしながら家族の様子に目を配ることができます。小さなお子さんの宿題や遊びも見守りやすく、子育て中の家族にはぴったりです。



・コミュニケーションを取りやすい

壁付けキッチンは壁のほうを見て作業するのに対し、対面キッチンはリビング・ダイニング方向を向いています。作業しながら家族とコミュニケーションを取りやすいので、孤独感がない、というのはメリットです。コミュニケーションではありませんが、作業しながらリビングのテレビを見ることができる、というのも人気の理由です。



・配膳や後片付けがしやすい

対面キッチンはダイニングとの動線が短いので、料理の配膳や後片付けがしやすいメリットがあります。キッチンが目に入りやすい場所にあることで、おのずと家族も手伝うようになったという声も聞かれます。



・開放感がある

対面式キッチンの場合、キッチンが個室化されておらず、リビング・ダイニングとひとつながりになるので、開放感があるのが魅力です。オールステンレスの場合は、キッチンの設備感が強くなってしまいますが、カウンターを造作するとインテリアに合わせやすくなります。




■壁付けキッチンのメリット・デメリット



対して壁付けキッチンにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょう。



・壁付けキッチンのメリットとは?

壁付けキッチンは、対面キッチンと異なり壁に向かって作業することになります。

したがって、料理に集中したい、という人にはぴったり。また壁に高窓があると、閉塞感を感じることなく、外の景色を眺めながら気持ちよく作業することも可能です。


さらにレンジフードも壁付けにできるので、設備器具がリビング・ダイニングに圧迫感をもたらすことがありません。匂いだけでなく油はねがダイニングに広がることも防げます。


また壁付けの場合は、対面式キッチンに比べて広いスペースを確保しやすいのも特徴です。



・壁付けキッチンのデメリットとは?

壁付けキッチンの場合、リビング・ダイニングに背を向けて作業することになるので、家族とのコミュニケーションが取りづらくなります。

こうしたことから壁付けキッチンで疎外感を感じる……という人もいるようです。


そしてテレビを鑑賞しにくいので、キッチンでの作業に飽きてしまうということも。ただ最近はタブレットやスマホでテレビを視聴する方も多いので、そこまでテレビにこだわらなくてもよいでしょう。


また壁付けキッチンの場合、リビング・ダイニングからキッチン内が見えやすいというデメリットも。見られるのがイヤな場合は、個室化するのもひとつの手です。





■対面キッチンから壁付けキッチンにリフォームする際の注意点



対面キッチンから壁付けキッチンへのリフォームを検討する際は、こうしたメリット・デメリットを踏まえながら、使い勝手やコストのことを考えながら、検討しましょう。


特にキッチンの位置を移動したり、キッチン自体を交換したりする場合、工期やコストがかかります。配管や電気配線の変更も必要となるので、親身に相談にのってくれる、リフォームの経験が豊富なプロに依頼するのが得策です。


またキッチンを対面式から壁付けに変更するということは、リビング・ダイニングからの見え方や動線も変わってきます。リビング・ダイニングの過ごし方やインテリアにも影響することも意識しながら、ベストな案を考えたいものです。





■対面キッチンのままリフォームで解決できる場合も!押さえるべきポイントは?



対面キッチンは使い勝手が悪いけれども、壁付けにするにはコストが捻出できなかったり、配管の位置関係的に難しい、ということがあります。

そのような場合は、現在の対面キッチンにプラスアルファをすることで、使い勝手を向上させることも可能です。


以下はその一例で、オープンなアイランドキッチンをアレンジしてみました。

プラスアルファしたのは以下の要素です。


  1. キッチンの正面にカウンターを造作する
  2. キッチンの片側に壁を造作する
  3. キッチンに対して収納を増やして動線を兼ねたパントリーをつくる


1つ目のプラスアルファは、カウンターです。キッチンから20センチほど高さを上げてカウンターをつくることで、キッチン天板や手元を隠すことができます。水や油はねを防ぐ効果もあります。またカウンターを広めにつくれば、お子さんの勉強スペースにすることも可能。カウンター前にスツールを置けば、コーヒーや軽食を楽しむこともできます。


2つ目のプラスアルファは壁の造作ですが、壁をつくることで、水や油はねを防ぐことができます。コンセントを増やして利便性を上げることも可能です。

また壁があることで程よく囲われた雰囲気になり、落ち着いて作業することができます。

壁の裏側をマグネット仕様にすれば、お子さんが学校でもらってきたプリントや、町内会の配布物などを気軽に貼っておき、家族で共有することができます。黒板塗装を施せば文字も書き込めるので、家族の掲示板のように使えますよ。


3つ目のプラスアルファは棚の造作です。かつてオープンだった場所に収納をプラスすることで、キッチン横をウォークスルータイプのパントリーのように使うことができます。またダイニングからキッチンへの動線も兼ねるので、無駄なく空間を使うことができます。パントリーの通路幅は最低60センチはあるとよいでしょう。棚は奥行き30センチあれば、大抵のものは収納できます。


》家にパントリーをあとからつくることはできる?設置する際の注意点とおすすめのパントリーを紹介




■対面キッチンから壁付けキッチンのリフォームは、地域密着型の「川津工務店」にご相談ください!



キッチンのリフォームは難易度が高く、そのご家庭のライフスタイルによって、ベストアンサーが大きく変わってきます。

またキッチンを移設する場合は、床をはがして配管を動かす必要があるので、住宅の内部構造にも詳しい工務店に依頼すると間違いがありません。

したがって頼りたいのは、こまめに相談にのってくれる、地域密着型の大工型工務店です。


世田谷区を拠点とする川津工務店は、腕利き大工が活躍する地域密着型の工務店。

ていねいな仕事に定評があり、ご予算と理想をすり合わせながら、最適なご提案が可能です。


フルリフォーム、部分リフォームいずれにも対応でき、住宅の内部構造に詳しい棟梁が、しっかりとお住まいの状態を検分。快適性やご要望をかなえるためにはどのような方法を採るべきか、最適なご提案をいたします。


お客様のご要望をイチバンに考え、プラン、仕様、提案から施工まで、一気通貫するワンストップなので、施工精度が高く柔軟な対応が可能。余計なマージン料がかからないので、ご予算の面でもご安心ください。


ご予算の範囲内で最大限のご提案をいたしますので、コスト的にちょっと不安で……という方も、お気兼ねなくご相談くださいね。


お客さまに寄り添い、暮らしの不便を解決することが、「住まいの萬屋(よろずや)」である私たちの喜びです。


リフォームと呼ばないような、ちょっとした不具合への対応など、どんな小さなご相談でも喜んで承ります。もちろん新築にも定評がありますので、新築や建て替えをお考えの方も大歓迎。

地域に根差す工務店として、最高の住まいをつくるお手伝いができればと思っています。

お困りごとがあれば、まずはお気軽にご連絡ください!



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