和室を洋室にリフォームするにはいくらかかる?費用の内訳や後悔しないためのポイントを紹介  

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皆さん、こんにちは。

東京都世田谷区を拠点として、注文住宅・新築工事やリフォーム・リノベーション工事を手掛ける川津工務店株式会社です。


住まいに関するお悩みで多いのが、「和室」。

「古びた感じで使う気になれず、もてあまし気味で困っている」「使っていない和室を、もっと有効活用したい」……とお悩みの方も多いことでしょう。


そこで考えられるのが、和室のリフォームです。方法としては、「和室を以前の状態に修繕する」「洋室に変える」「リビングと一体化させる」という、3つのパターンがあります。

リビングと一体化させるリフォームについては以前にも解説しましたが、個室の数を減らしたくないという場合は、洋室にリフォームするのがおすすめです。


今回は和室を洋室にリフォームするための費用相場や、後悔しないためのポイントを紹介します。




■和室を洋室にリフォームするメリットとは?



和室を洋室にリフォームするメリットは、どのようなところにあるのでしょう?


・掃除がしやすくなる

フローリングは畳に比べて掃除機をかけやすく、ほこりが溜まりにくいのが特長です。畳は水拭きができず、内部にダニが潜む可能性もありますが、フローリングなら拭き掃除も簡単。清潔で衛生的な空間を保ちやすくなります。


・模様替えがしやすくなる

重い家具を和室に置くと、家具の脚の跡が畳についてしまい、レイアウトを変えにくいものです。しかしフローリングなら家具の脚の跡が床につきにくいので、自由に配置でき、模様替えも容易になります。


・メンテナンスがラクになる

数年ごとの畳の裏返しや表替え、破れた際の障子の張り替えといった、和室特有のメンテナンスは意外と手間がかかるもの。洋室にすることで、こうした維持管理の手間とコストから解放されます。


・ダニやカビの発生を抑制する

畳は、い草でできていて湿気を吸収しやすかったり、隙間が多くてゴミや汚れが溜まりやすいため、清潔に保っていないと、ダニの温床となってしまうことがあります。フローリングは畳に比べるとダニやカビの発生が少なく、清潔な環境を保ちやすい傾向があります。


・バリアフリーにできる

多くの住宅では、和室と廊下・リビングとの間に段差が存在します。洋室でフローリングにすれば、廊下や他の部屋と段差をなくしてフラットにできるので、バリアフリー化もしやすく、高齢者や小さなお子さんがいる家庭にもおすすめです。




■和室を洋室にリフォームする工事の種類と費用



実際に和室を洋室にリフォームする場合、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。 リフォーム費用は、お住まいの現状や選ぶ建材のグレードによって大きく変動します。ここでご紹介するのはあくまで目安として、ご自身の希望と照らし合わせながらご覧ください。


・畳からフローリング・クッションフロアにする

⇒10~30万円

畳を撤去してフローリングを張るだけでなく、畳とフローリングの厚みの差を解消するための下地調整や、床の強度を確保するために床下の構造材「根太(ねだ)」の間隔を調整する作業なども行います。


・天井と壁をクロスにする

⇒10~30万円

壁紙を張り替えるだけでなく、壁と床の境目に取り付け壁を保護する「巾木(はばき)」や、壁と天井の境目をきれいに見せる「廻り縁(まわりぶち)」の設置も行います。


・襖から洋風の引き戸にする

⇒5~15万円

開き戸よりも省スペースで済む引き戸への交換が一般的です。建具本体と敷居の交換が主な工事内容となりますが、ドアのデザインやグレードによって価格は大きく変わります。


・押し入れをクローゼットにする

⇒10~20万円

襖を撤去し、内部に棚やハンガーパイプを設置して、新たに扉を取り付けます。収納内部の造作にこだわったり、ウォークインクローゼットにしたりする場合は、50万円程度かかることもあります。


・部屋全体を洋室に全面リフォーム

⇒40~150万円

上記一式の工事を行う場合の費用です。一般的に、戸建てに比べて構造上の制約が少ないマンションのほうが、壁の工事がしやすくコストを抑えられる傾向にあります。


いずれにせよ工事内容や材料のグレード、断熱材の追加などによってコストは変わってきます。信頼できる地域密着型の工務店に相談するとよいでしょう。




■和室を洋室にリフォームにかかる期間は?



床や壁のみといった部分的なリフォームの場合、それぞれ2~4日程度で、1週間かからずに完了するケースがほとんどです。


和室全体をフルリフォームする場合は、1~2週間程度を見ておくとよいでしょう。リビングとつなげるなど、他の部屋にも影響が及ぶ大掛かりな間取り変更を伴う場合は、1カ月以上かかる可能性も見ておきましょう。


また、リフォーム会社の繁忙期は職人の手配に時間がかかることも。リフォーム計画は、余裕を持ったスケジュールで進めるのが安心です。




■和室を洋室にリフォームする際の注意点は?



せっかくのリフォームで後悔しないために、押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。


・床材は特性を考えて選ぶ

戸建ての場合は比較的自由に床材を選べますが、マンションの場合は管理規約で床の遮音等級が定められていることがほとんどです。規約に沿った防音性能を持つフローリング材を選ぶ必要があります。マンションによっては、フローリングは使えず、クッションフロアを選ばなければならないということもあります。


せっかくリフォームをするのなら、そして管理規約的に問題なければ、無垢のフローリングを選ぶのもオススメです。

ひと口に無垢材といっても、スギやヒノキのような足触りのよいやわらかい材もあれば、またマホガニーやウォールナットのように足触りは硬めで高級感がある材もあります。


オークのように黄みと赤みのバランスがニュートラルでおしゃれに見える材もあり、樹種だけではなく、材のグレードによって大きくコストが変わります。木をはじめとする自然素材の扱いは地域密着型の工務店の腕の見せ所でもありますので、ぜひご相談ください。


またペットや小さなお子さんと長い時間を過ごす洋室なら、防汚性や防水性の高いフロア材を使うのも一つの手です。ヘリンボーンなどおしゃれな柄も数多くありますよ。


・壁紙はライフスタイルに合ったものを選ぶ

壁の材料を変える際は、ライフスタイルや用途に合わせたものを選びましょう。

例えば、和室を洋室=寝室として使う場合は湿気対策ができる壁材がおすすめです。

壁紙にも調湿機能をもつタイプが登場していますが、漆喰や珪藻土などの自然素材を使うと、より高い効果が期待できます。


洋室にリフォームしてゲストルームとして使う場合は、高級感もポイントになります。タイルや塗装仕上げのようなひと手間かけた柄模様の壁紙を選びましょう。

子供部屋の場合は、遊び心がある楽しい壁紙を使うとよいでしょう。


・断熱性と湿気対策は必須

古いマンションや戸建ての和室では、畳の下や壁の裏側に断熱材が入っていないことがあるので、断熱材の追加工事をしておくとよいでしょう。隅々まで断熱材をしっかり入れて気密性を保つと、湿気対策にもなります。


また寒さや暑さ、湿気が気になるけれども、窓を新しいタイプに交換したり、断熱材を全面的に入れ替えるようなリフォームがコスト的にやりづらい、という場合は、内窓(二重窓)を設けるとよいでしょう。


窓リフォームの補助金は2025年も継続されており、窓リフォームなら「先進的窓リノベ2025事業」が最適です。


川津工務店による、和室から洋室にリフォームした事例はこちらをご覧ください!

》和室から洋室リフォーム 世田谷区


》築50年アパート_フルリフォーム 世田谷区


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■和室を洋室にリフォームするなら、地域密着型の「川津工務店」にご相談ください!



世田谷区を拠点とする川津工務店は、腕利き大工が活躍する地域密着型の工務店。

ていねいな仕事に定評があり、ご予算と理想をすり合わせながら、最適なご提案が可能です。


フルリフォーム、部分リフォームいずれにも対応でき、住宅の内部構造に詳しい棟梁が、しっかりとお住まいの状態を検分。快適性やご要望をかなえるためにはどのような方法を採るべきか、最適なご提案をいたします。


お客様のご要望をイチバンに考え、プラン、仕様、提案から施工まで、ワンストップで対応するため、施工精度が高く柔軟な対応が可能。余計なマージン料がかからないので、ご予算の面でもご安心ください。


ご予算の範囲内で最大限のご提案をいたしますので、コスト的にちょっと不安で……という方も、お気兼ねなくご相談くださいね。


お客さまに寄り添い、暮らしの不便を解決することが、「住まいの萬屋(よろずや)」である私たちの喜びです。


リフォームと呼ぶほどではない、ちょっとした不具合への対応など、どんな小さなご相談でも喜んで承ります。もちろん新築にも定評がありますので、新築や建て替えをお考えの方も大歓迎。

地域に根差す工務店として、最高の住まいをつくるお手伝いができればと思っています。

お困りごとがあれば、まずはお気軽にご連絡ください!



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