モデルハウス購入で後悔する前に!購入で失敗する理由と知っておくべきポイントをご紹介

皆さん、こんにちは。東京都世田谷区を拠点として、注文住宅・新築工事やリフォーム・リノベーション工事を手掛ける川津工務店株式会社です。


「夢のマイホームを手に入れたはずが、後悔の連続で毎日ストレス…」こんな声を聞いたことがありますか?

家を購入することは人生の大きな決断であり、多くの方が慎重に考えていることでしょう。モデルハウスは、新築住宅の選択肢の一つとして人気がありますが、購入する前にそのメリットとデメリットをしっかり把握することが大切です。


この記事では、モデルハウス購入で失敗する例、理由などを説明し、失敗しないためのポイントをアドバイスいたします。モデルハウスを購入しようか迷っている方におすすめの記事になっていますので、ぜひ最後までお読みください。




■モデルハウスを購入するメリット



モデルハウスというと家づくりに向けての見学の場所だと思っている人もいるようですが、建築されたモデルハウスをそのまま購入することもできます。では、モデルハウスを購入するメリットはどうなっているでしょうか。考えてみましょう。



・通常よりも安い価格で購入できる

モデルハウスは通常の新築物件よりも安い価格で購入できます。


理由は多くの人が見学のために出入りしていること、建築後1年以上期間が経過していることなどです。つまり、中古物件扱いになっているのです。


モデルハウスを建てたメーカーはいつまでも売れ残ると、イメージが悪くなるため早く売りたいと思っています。そのため、値引き交渉に応じてくれることも多く、安い価格で入手しやすいです。




・家電や設備が付属している場合がある

モデルハウスは建物だけで展示されることはなく、通常様々な家電や設備も付属しています。カーテンやテーブルなども付いていることが多いです。


そのようなモデルハウスを購入するときは、付属している家電や設備、インテリアもそのまま譲り受けられる場合があります。モデルハウスで使っている家電や設備、インテリアはハイグレードなものになるので、そのまま譲り受ければ豊かな生活も営めるでしょう。


新たな住宅用の新たな家電や設備、インテリアを購入し設置するとなると大変ですが、最初から備わっているモデルハウスなら大変助かります。




・すぐに住むことができる

モデルハウス購入後は、比較的すぐに入居できます。売買契約を結び、展示期間の終了を待てば、そのまま入居でき、居住を始められます。

注文住宅の建築ともなると1年以上の期間がかかることもありますが、モデルハウスを購入すれば、半月程度で入居可能です。


早く新居に引っ越したいと思っている方にとってモデルハウスは最適な住宅です。



・入居後のギャップを感じにくい

モデルハウスを購入する前には、部屋や通路の広さ・動線・収納力をはじめ、内装や外観をチェックするでしょう。実地に見学して、感触をつかんでから、購入するかどうかを検討することになります。


そのため、購入するとなると、見学時のイメージをそのまま引き継ぐことになるので、入居後にギャップを感じることがあまりありません。「こんな家だな」と感想を抱いたままの生活ができるでしょう。


注文住宅の場合、自分が抱いていたイメージと完成後の出来栄えに違和感が生じることがあります。図面や画像を見るだけでは、実際の暮らしのイメージもつかみにくいのです。


その点、モデルハウスは確かなイメージをつかんでからの購入になるので。予想通りの生活がしやすいです。




■モデルハウス購入でよくある失敗例



モデルハウスを購入するメリットを見てみましたが、購入で失敗したという例もあります。どのようなケースか、具体例を示しましょう。



・修繕、改修費が必要になる場合がある

モデルハウスは多くの見学者が出入りする住宅です。新築のようには行かず、設備が傷んだり汚れたりすることもあります。そのような傷みや汚れの状況によっては、修繕・改修費が必要になることもあるでしょう。


また、自分たちが住みやすいように修繕・改修しなければいけないこともあります。

場合によっては、修繕・改修費が高くつき、新築住宅と購入にかかる費用が同じ程度になったという例もあります。



・住む土地を選べない

分譲地のモデルハウスはすぐに入居できるのがメリットですが、住む土地は選べません。モデルハウスが建っている土地に住むしかないのです。


そのため、立地条件についてよくリサーチしないで購入すると、失敗というケースもあります。治安が悪かった、スーパーや病院へのアクセスが良くなかった、子供が通う学校が遠かったなどのケースもあるでしょう。



・中古住宅として扱われる

分譲地のモデルハウスの公開期間は1年くらい、住宅展示場のモデルハウスの公開期間は3~5年程度です。つまり、一定期間公開された後に販売されるので、新築住宅扱いにならず、中古住宅扱いとなることがほとんどです。

中古住宅の場合、築1年以上経過していると購入後の欠陥が補償される「住宅瑕疵担保責任保険」に入れません。この保険に入れないと、欠陥住宅だった場合の補償が適用されないのです。





■モデルハウス購入で失敗しないためのポイントは?



モデルハウスを購入して失敗だったなどということがあっては困ります。


そこで失敗を防ぐために何をすればいいのか、ポイントを紹介しましょう。



・周辺状況をよく確認する

モデルハウス購入で失敗しないために、周辺状況をまず確認してみましょう。確認ポイントは、災害リスク、治安状況、駅からの距離、スーパーや病院などの施設との距離、騒音の大きさ、日当たりなど。


上記の項目の中では、治安や騒音に関しては時間帯によっても状況が変わるので、午前中と夕方など異なる時間帯に調査してみるのがおすすめです。



・「既存住宅売買瑕疵(かし)保険」の期間を確認する

中古住宅の検査と保証がセットになった保険が「既存住宅売買瑕疵保険」です。


モデルハウスの場合は中古住宅になることがほとんどなので、こちらの保証を受けられるかが大事なポイントです。そこで、「既存住宅売買瑕疵保険」の期間を確認しておきましょう。


期間が短かったり、責任を負わなかったりという契約もあるので、必ず確認したうえでモデルハウスを購入するようにしましょう。



・修繕費の負担について

モデルハウスに傷や汚れがある場合、修繕が必要になってきますが、この修繕費を誰が負担することになるのかを確認しておきましょう。住宅会社が支払ってくれるのか自分で支払うことになるのか、知っておかないといけません。


修繕費は住宅会社との間でもトラブルになりやすい項目なので、必ず確認しておいてください。ただ、交渉しても自分で支払わなければいけないこともあります。



・他の選択肢も検討する

新しい住まいでの生活を検討する場合、モデルハウスの購入も1つの手段ではありますが、他の選択肢もあります。


そのため、ライフプランなども見据えながら、本当にモデルハウスを購入することがいいことなのかを考えないといけません。


家の購入は一生に何度もあることではありません。購入に当たっては慎重な検討が必要ですから、モデルハウスを選ぶのか他の住宅を選ぶのかよく考えてみましょう。




■まとめ



新たな住宅を選ぶ際の選択肢の1つがモデルハウスの購入です。ただ、モデルハウス購入のメリットがある一方で、失敗例もあります。実際にモデルハウスを購入するかどうか迷ったら、様々な条件を検討してから判断してみましょう。


これからモデルハウスを含め注文住宅などの購入を検討しており、家選びに不安を感じている人は、ぜひ一度川津工務店にご相談ください。


川津工務店株式会社は東京都世田谷区を拠点にリフォームや新築工事を手掛け、お客様のご要望に寄り添う地域密着型の会社になっています。


リフォームと建て替えに対応でき、お客様のご要望をイチバンに考え、プラン、仕様、提案から施工まで一貫してできます。家の建築だけではなく、住まいの様々な不具合への対応やライフスタイルに合わせたリフォームまでどんな小さな相談も承ります。地域に根ざす 「住まいの萬屋」 として貢献しますので、お困りごとは何でもご相談ください。



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