皆さん、こんにちは。
東京都世田谷区を拠点とし、注文住宅の新築工事やリフォーム・リノベーション工事を手掛ける川津工務店株式会社です。
タイル風呂、いわゆる在来工法のお風呂は、夏は湿気でカビやにおいが出やすく、冬は床や壁が冷えて浴室に入るのが億劫になりがちです。目地掃除に追われたり、ひび割れを見つけて「水が回っていないだろうか」と不安になったりして、そろそろ替え時かもしれないと思う方も多いのではないでしょうか。
そこで気になるのが、タイル風呂をユニットバスに替えるときの費用と工期です。在来浴室からユニットバスへのリフォームは、選ぶ仕様だけでなく、解体後に分かる下地の状態でも金額が変動します。
本記事では、新築工事やリフォーム・リノベーションを多数手掛ける川津工務店がこれまでの知見をもとに、費用相場の目安、見積もりの内訳、工期、補助金、安く抑えるアイデアまでを、プロならではの目線で紹介します。
■タイル風呂(在来浴室)からユニットバスへリフォームする費用相場

タイル風呂からユニットバスへ変える費用は、ユニットバス本体のグレードだけでなく、解体後に分かる下地の状態でも上下します。先に相場と内訳、追加費用が出やすい場面を押さえておくと、見積もりの見方がラクになります。
全体の費用相場(目安:約80万〜150万円)
在来浴室からユニットバスへの費用は、目安として約80万〜150万円を見ておくと現実的です。大まかには、必要最低限のシンプルな仕様が80万〜100万円前後、断熱や清掃性のバランスがよいスタンダード仕様が100万〜130万円前後、素材やオプションを充実させたハイグレード仕様が130万円〜150万円前後、というイメージになります。
土台や柱の腐食補修、シロアリ被害の修繕、洗面所側の内装工事が加わる場合は、さらに費用を見込む必要があります。
費用の内訳|商品代だけでは済まない理由
費用は主に、ユニットバス本体、既存浴室の解体・撤去、給排水や電気配線の調整、土間や下地を含む設置工事で構成されます。タイル風呂は壁や床がモルタルで固められていることが多く、解体に手間がかかりやすい点が特徴です。また在来浴室は家ごとに納まりが違うため、配管位置の修正や段差調整が発生しやすく、ここが金額差になりがちです。見積もりでは、標準工事に含まれる範囲と、追加になり得る項目を先に確認しておくと安心です。
【要注意】追加費用が発生しやすいケース
追加費用が出やすいのは、解体後に土台や柱の腐食、シロアリ被害などが見つかった場合です。表からは分かりにくく、解体して初めて補修範囲が決まることがあります。もう一つ多いのが洗面所側の内装で、枠や見切りの都合で壁紙や床の張替えが必要になるケースです。こうした要素を見越して、予備費を少し確保しておくとよいでしょう。
■寒さ・掃除・安全性が変わる!タイル風呂からユニットバスにするメリット

費用をかけてでもユニットバスへ替える方が増えているのは、暮らしのストレスが減らせるからです。ここでは在来浴室の悩みと、ユニットバスで改善できる点を整理します。
タイル風呂(在来工法)のデメリット・悩み
在来工法のタイル風呂は、断熱材が入っていない、または薄いケースがあり、冬場に浴室や脱衣所が冷えがちです。寒い脱衣所から冷えた浴室に入ると温度差が大きくなり、ヒートショックのリスクが高まるため注意が必要です。
また、タイル目地はカビが発生しやすく、日々の掃除で完全に取り切るのは困難です。ひび割れや目地の劣化が進むと水が入り込み、下地が傷んだり、水漏れにつながることもあります。
ユニットバスへ変更するメリット
ユニットバスは壁・床・天井が一体で防水性が高く、断熱仕様を選べば冬の底冷えを和らげられます。浴槽の保温性が高い仕様なら、お湯が冷めにくく、追いだき回数も減らせます。清掃面では、凹凸が少なく目地がない分、日々の手入れが短時間で済みます。段差を抑えた出入口や手すり設置など、バリアフリー対応を組み込めるのもメリットです。
■何日お風呂に入れない?ユニットバスへのリフォーム工期と工事の手順

ユニットバスへのリフォーム工事をするということは、その間、お風呂が使えないことを意味します。工期は建物や浴室の状態で変わってきますが、目安と工程を紹介します。
一般的な工期は「約4日〜1週間程度」
在来浴室からユニットバスへの交換は、約4日〜1週間程度で完了するのが一般的です。追加補修がなければ短め、土台や柱の補修が入ると延びることがあります。工事中は自宅で入浴できないため、事前に近隣の銭湯や仮設シャワーの有無なども含めて相談しておくと安心です。
工事の具体的な流れ
最初に解体・撤去を行い(目安1〜2日)、配管・配線の仕込みと土間コンクリート打設を進めます(目安1〜2日)。その後、ユニットバスを組み立てて設置し(目安1日)、最後にドア枠や周辺の内装仕上げ、クリーニングを行って完了です(目安1日)。
工程ごとに検査や乾燥待ちが必要になるため、むやみに業者を急がせるよりも、品質優先で進めるほうが結果的に安心につながります。
■タイル風呂のリフォーム費用を安く抑える!3つのコツと補助金制度

費用を下げるコツは単に「安い商品を選ぶ」だけではありません。補助制度を上手に使ったり、仕様を見直したり、工事内容によって総額をやりくりすることができます。
1. 国や自治体の「補助金制度」を活用する
省エネ改修を対象とする国の支援策として「みらいエコ住宅2026事業」が設けられており、高断熱浴槽や節湯水栓、浴室乾燥機など、浴室まわりの設備も補助対象になっています。ただし原則として居室の断熱改修などと組み合わせることが前提です。申請は登録事業者が行うため、契約前の段階で補助金に対応できる業者か確認しておきましょう。
また、世田谷区では「世田谷区エコ住宅補助金」も設けられており、高断熱浴槽の設置が対象になる場合があります。浴室単独のリフォームでも、選ぶ製品や工事内容によって使える制度が変わるため、国の補助金と区の補助金を分けて確認することが大切です。
バリアフリー化が目的で、要介護・要支援認定を受けている場合は、介護保険の住宅改修(支給限度基準額20万円)を手すりの設置や段差解消に利用できることがあります。
補助金申請はタイミングが重要で、工事の契約や着工前に手続きが必要になるケースが多いため、早めに確認することが大切です。
2. ユニットバスのグレードやオプションを見直す
ハイグレードタイプは魅力的ですが、本当にすべての機能を日常的に使うのかどうか、いったん考えてみましょう。たとえば大型ミラーを外すだけでも数万円コストダウンできます。浴槽の素材のグレードを見直したり、浴室をおしゃれに演出するアクセントパネルを1面だけに減らすのも効果的です。ただし断熱性能や清掃性は、日々の使い勝手に関わるところなので、安易にグレードを下げず、プロの意見も聞きながらじっくり検討するとよいでしょう。
3. 洗面台交換や脱衣所の内装も「セットで」行う
ユニットバスへの交換工事では、隣接する洗面室の壁紙や床を部分的に直すことがあります。また在来の浴室と同じように、洗面台や脱衣所にも使い勝手の悪さを感じているようなら、ユニットバスとあわせて工事をするほうが、職人が2回工事に入る手間や初期費用などが省けるので、コスト的にお得です。さらにお風呂やトイレなど、水まわり関係をまとめて工事するとトータルでメリットがあります。
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■【プロが教える】タイル風呂リフォームで失敗しないための注意点

ユニットバスは規格品なので、在来浴室からの入れ替えでは「そのまま収まるか」「どこを調整するか」でつまずくことがあります。問題になりがちな「サイズ」と「窓まわり」の注意点を解説します。
今の浴室サイズに合うユニットバスの選び方
在来浴室は寸法が一定ではないため、規格サイズのユニットバスがそのまま入らなかったり、ムダなデッドスペースができてしまうことがあります。
規格にぴったり合わなくても、調整する方法があります。まずは、余った寸法を「ふかし壁」で吸収する方法です。ふかし壁は単なる空洞ではなく、断熱材を入れたり、配管・配線の逃げに使ったりできます。
もうひとつは壁の位置を調整して、余りを洗面所側に回す方法です。浴室内に細いすき間を残すと掃除の手間だけ増えるので、余りは壁の中か隣室側で処理するのが基本になります。浴室を広く取りたいのか、脱衣所の使い勝手を優先するのかで、どちらを選ぶかが決まります。
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窓のサイズ変更が必要になるケース
窓はそのまま使えることも多い一方で、窓が大きい・位置が低い浴室では、ユニットバス側で必要になる壁面のスペースが足りないことがあります。手すりや水栓、棚の取り付け位置が決まらない、窓まわりの防水の納まりが苦しくなる、といったケースです。
レイアウト調整で解決できない場合は、浴室側に専用部材を付けて見え寸法を小さくする(アタッチメント/カバー部材で納める)、窓を同じ大きさで入れ替えて納まりと断熱を整える、開口自体を詰めて窓を小さくする、という順で検討します。どこまで手を入れるかで費用と工期が変わるため、ユニットバスの仕様と合わせて早めに決めておくと手戻りが減ります。
■【重要】お風呂のリフォームはどこに頼む?業者の選び方

在来型の浴室からユニットバスに交換する場合、壁の下に隠れている下地や構造の状態の確認が欠かせません。そして解体後に補修が必要になったときの判断や対応も、依頼先によって変わってきます。ここではリフォームをどこに頼むべきか、整理してみます。
水まわりリフォーム専門店や量販店に頼む場合の注意点
リフォーム専門店や量販店は、設備の仕入れやパッケージ化で価格がわかりやすい反面、構造の補修が発生した場合、外注先に回すこともあります。どこまでが標準工事で、追加が出たときに誰が判断して、どこまで対応するのかを事前に確認しておく必要があります。
建物の構造を熟知した「地元の工務店」に頼むメリット
地域密着型の工務店は、浴室だけでなく周辺の柱・土台・断熱の状態まで含めて確認し、必要に応じて補強や下地調整を一貫して進められます。タイル風呂の解体で見つかりやすい腐食やシロアリの兆候も、その場で判断しやすい点が強みです。表面的な交換で終わらせず、長持ちする工事にするための選択肢が増えます。
万が一に備えた「アフターフォロー」と「保証(瑕疵保険)」の有無
ユニットバス本体の不具合はメーカー保証の範囲ですが、工事の不具合(漏水、納まり不良、下地の処理不足など)は施工側の責任になります。ユニットバスへのリフォームを依頼する場合は、業者が工事に対する瑕疵保険(リフォームかし保険)に対応しているかも確認しましょう。
川津工務店はリフォームの施工にまつわる損害を補償する保険制度である「瑕疵保険」に1年間対応しています。
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■世田谷区・川津工務店のタイル風呂からユニットバスへの施工事例

タイル風呂からユニットバスへの工事は、解体してから初めて分かることがあります。川津工務店では自社大工が解体から設置まで一気通貫で担当し、現場で起きたことをその場で判断しながら進めています。
こちらの施工事例でも、タイル風呂を解体した段階で柱の一部に腐食が見つかり、補強を行ったうえで、下地の状態を整えてから設置工程に進めました。在来浴室のリフォームでは、解体してはじめて分かることが多々あります。単に設備交換だけで終わらせず、見えない部分まで確認・補修するのは、大工型工務店ならでは。こうした根本的な見直しが、暮らしの安心感につながります。
■まとめ:お風呂のリフォームから新築・建て替えまで、住まいのお困りごとは「川津工務店」へ!

タイル風呂(在来浴室)からユニットバスへのリフォーム費用は、80万〜150万円が目安です。ただし解体後に見つかる補修や、洗面所側の工事の有無などで変わってきます。
コストを上手に抑えるには、補助金を上手に使いましょう。申請からサポートしてくれる、地域密着型の工務店に依頼すると安心です。
浴室で不具合が発生しているということは、トイレやキッチンなど他の水回り設備、さらに家全体のメンテナンス時期を知らせるサインでもあります。地域密着型の工務店なら末長く、気軽な付き合いができるので、浴室リフォームの際にあわせて相談しておくとよいでしょう。
東京都世田谷区を拠点とする川津工務店株式会社は、リフォームだけでなく新築工事やフルリノベーションも手がける工務店です。
お客様のお困りごとに寄り添う男性・女性の自社設計士が、使い勝手や家事動線まで踏まえてご提案を行い、腕利きの自社大工が解体から施工までワンストップで対応します。
メーカー保証に加えて工事の保証や瑕疵保険にも対応し、お引渡し後の不具合やお困りごとにも「まちの工務店」としてすぐに動ける体制を整えています。部分的なお風呂のリフォームから、将来の暮らし方を見据えた建て替え・注文住宅の設計まで、「住まいの萬屋」としてなんでもご相談ください。
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