顧客の心をつかむ魅力的な店舗づくりとは?

東京都世田谷区で店舗工事や住宅のリフォーム・リノベーション工事などの設計・施工を手がける川津工務店です。


お店を立ち上げる上で大切なのが雰囲気づくり。顧客の心をつかみ、足繁く通ってもらうには、ワクワクする、ほっこりする、あるいは高級感を感じるなど、よそにはない特徴をもったデザインが必要です。


今回は顧客の心をつかむ魅力的な店舗づくりのノウハウをご紹介します。


■立ち止まりたくなるような店構えのデザインとは?

いくら内装デザインに注力しても、まずは街を歩いている人の心を捉え、足をとめてもらわないことには始まりません。


新築あるいは既存の建物のリノベーションでも、外装デザインは重要です。


そのためには立地の特徴を把握し、しっかりとしたコンセプトを立てましょう。


たとえば住宅街なら、悪目立ちせず、かつ住宅群に埋没しないデザインを。逆に駅近で店舗が林立するエリアですと、おとなしすぎるデザインでは気づかれず、目の前を通り過ぎてしまうかもしれません。


■立地によっては思うような外装デザインができないことも?

立地選びで注意したいのが、都市計画法で決められた「防火地域」「準防火地域」「22条区域」といったエリア分け。火災対策として外装に使う材料や開口部の大きさが影響を受けることがあります。


一般的には駅近エリア・建物密集地・幹線道路沿いが防火地域で、その周辺が準防火地域という区分になっています。さらに駅から離れると法22条区域や、制限のない区域に指定される傾向があります。


■顧客の心をつかむ内装スタイル

外装デザインにも共通しますが、雰囲気のある内装デザインづくりのためには、業種や店舗のコンセプトとあったスタイルを決めることが、今後の方向性を左右します。


スタイルは、カジュアル、モダン、シンプル、ナチュラル、北欧系、インダストリアル系、ブルックリン風、和風、洋風、古民家風などさまざま。


そしてスタイルを実際にかたちづくるのが、「素材」「色」というインテリアを構成する要素です。


■手が触れる場所には自然素材がおすすめ

「素材」には、木・土(左官)・石・鉄・ガラス・タイル・布(クロス)などさまざまな種類があります。ナチュラル、カジュアル、北欧系のスタイルにするのなら、木や土、布など自然素材を使っていくのがよいでしょう。こうした素材は和風や古民家スタイルにも有効です。


特に手で触れる箇所の質感は記憶に残りやすいので、自然素材がおすすめです。


■色は広い面積から決めていく

「色」は、床・壁・天井という広い面積を占める部位から決めていきましょう。例えば一口に「木」といっても、茶1色ではなく、赤みや黄みを帯びたものや白っぽいもの、黒みがかったものなど、樹種によりさまざま。塗装で変化をつけることもできます。


ただし顧客にとってまず目に入るのは、家具やカーテン、ドアなどの建具類。面積は狭くても空間の主役となる色ですので、床・壁・天井との取り合わせも考慮しましょう。


さらにはクッションや雑貨など、アクセントカラーもメリハリをつけるポイントとなります。


■お客さまの目線に立って考える

色や素材に加えて、照明も店舗の雰囲気を決める大切な要素。


ただこうした視覚的な要素に加えて、利便性もデザインが担う役割の一つです。


たとえばお客さま同士がすれ違う時にぶつからない動線や、会計をするお客さまと入店するお客さまが入り乱れない動線、さらにはトイレの位置などレイアウトも重要です。


このように魅力的な店舗デザインのためには、法律・素材・平面計画(レイアウト)など、さまざまな知識とノウハウが必要とされます。一人ですべてをハンドリングするのは大変ですので、ぜひ地元の信頼できる工務店をパートナーに選びましょう。


川津工務店は、大工が10人常駐する地域密着型の工務店で、腕はもちろんこまやかな対応にも定評があります。ご予算やご希望にあわせて柔軟に対応させていただきますので、気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。