東京都世田谷区で店舗工事やリノベーション工事、リフォーム工事などの設計、施工を手がけております川津工務店です。
うかうかしているとあっという間に花粉のシーズンがやってきます。その前に、現在進行中で家づくりやリフォームを考えている方は、設計やデザインの工夫で対策を講じておきましょう。今回は、花粉対策となる玄関収納について紹介します。
■花粉を家の中まで入れない!玄関収納のメリット
花粉対策の基本は、とにかく室内に花粉を入れないこと。しかし花粉を室内に運んでしまうのは、外出先から帰宅したご自身なのです。上着や洋服には花粉が付着しています。したがって帰宅したら、まずは玄関前で衣服についた花粉を払い落としましょう。
そして上着類は玄関収納に掛けて、室内に持ち込まないこと。玄関脇にコート類を掛けるスペースがあると便利です。
最近流行っているのは、玄関脇のウォークインクローゼット。靴箱(シューズボックス)は靴しか収納できませんが、ウォークインクローゼットですと、壁に棚を造り付ければたくさんの靴を収納できるだけでなく、外出用の上着類も吊るしておくことができます。
小さなお子さんがいるご家庭でしたら、ベビーカーをしまっておくことも。
ほかにも自転車や三輪車、ガーデニング用のグッズや傘、旅行用のトランクなど、さまざまなものがしまえて、玄関まわりが常に散らかっているということも避けられます。
またミネラルウォーターやビールなど大量のペットボトルや缶類を購入した際は、キッチンまで重いものを運ぶのも大変。玄関収納があると一時的に置いておけるのもうれしいですね。
■玄関収納から洗面脱衣室まで一直線の動線もおすすめ
さらに工夫を凝らして、この玄関脇のウォークインクローゼットから洗面脱衣室・浴室の動線を一直線にした間取りにするのもおすすめです。
帰宅してからウォークインクローゼットに上着を掛けて、そのままシャワーを浴びることができて衛生的。さっぱりと汚れを落とした状態でリビングに入ることができます。
最近は新型コロナウイルスの影響で、帰宅してすぐシャワーを浴びることが推奨されていますので、その意味においても、使い勝手の良い間取りと言えます。また、この間取りはリビング等を通らずに洗面所で手洗いうがいもできるので、感染症対策に適した間取りとして現在注目されています。
そのほか、徹底した換気対策も花粉対策として有効です。また、床のフローリングも表面が傷んでいるとそこに花粉がたまることもあるので、新しく交換したりダニの死がいや花粉などのアレル物質を抑制する効果が期待される床材などに変更してみましょう。
川津工務店は、大工職人が10人常駐しておりますが、大工とは住宅のかかりつけ医のような存在。気になることがあったら、ささいなことでもすぐに駆けつけられるのが自慢です。花粉のシーズンを迎える前に対策をしておきたいとお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。