私は16年間、個人の設計事務所に務めていました。
戸建ての新築、マンションのフルリフォームや外壁改修、工場の屋上防水工事などなど多岐に渡り設計・監理業務に携わってきました。
監理で現場には顔を出すものの、現場監督とのやりとりが主になるので、職人さんとの会話はほとんどありませんでした。
ですが川津工務店と一緒に仕事をする様になり、職人さんと一緒に作りあげるという楽しみを知りました。
最初は設計事務所と工務店という立場で仕事を一緒にしていましたが、いつの間にか川津工務店で設計をする様になっていました。(笑)
川津工務店では、設計をやりながら現場もまとめなければならないので大変ではありますが、自分達でモノを作っているという実感をすごく味わえます。
やはり設計をやっていたら、自分で設計したものをお客様に喜んで頂けるのが何よりの糧になります。
その為には、お客様それぞれのご要望・生活に合ったものをご提案し、それを確実に現場に反映し完成させなければなりません。
そうなると職人さんとのコミュニケーションもプランニングと同様に大切だと考えます。
どんな小さな工事でも、お客様に寄り添ったご提案をし、確実にそれを納める。
そんな初心にも似た気持ちを胸に仕事をしていきたいと思っています。