システムバスとはどのような特徴がある?魅力的な商品と併せて解説

長くなった「おうち時間」を快適に過ごすために、住宅設備を見直すお客様が増えています。設備の中でも、特におすすめしたいのがシステムバスです。システムバスは、機能性の高さから人気が高まっており、これから自宅への設置を検討されている方もいらっしゃるでしょう。


今回は、システムバスの特徴や人気のある商品を紹介します。


■システムバスとは?

「システムバス」とは、浴槽・浴室の壁・天井・床などを工場で生産し、現地に搬入してから組み立てるお風呂をさします。


システムバスと似ている用語で、「ユニットバス」というものがありますが、この2つはほぼ同じ意味で使われます。以前は、お風呂とお手洗いが一体となっている設備をユニットバスと呼んでいました。近年、追い焚きやミストサウナなどの高機能を備えたユニットバスが増えてきており、従来のユニットバスと区別するためにシステムバスと呼ばれるようになったのです。


システムバスは、工期が短い・手入れが楽・断熱性や保温性に優れている・水漏れの心配がないなどのメリットがあります。その反面、自由な設計ができない・工法によっては費用が高くなる・スペースによって設置できないことがあるなどのデメリットも覚えておきたいところです。


■シェア率からTOP3のメーカーの特徴と人気のシステムバスを紹介

国内のユニットバス市場では、次のメーカーがTOP3となっています。各メーカーの特徴と、人気のシステムバスを紹介します。


1位:LIXIL

コストパフォーマンスやデザイン性が高いことに加えて、組み合わせのバリエーションも豊富との理由から、LIXILを選ぶ方が増えています。LIXILの特徴は、床が「キレイサーモフロア」となっていて、冬でも暖かいうえに掃除が簡単という点です。さらに、水流で排水口に渦を発生させ、髪の毛などのゴミをまとめて捨てやすくする「くるりんポイ排水口」は、特許を取得しています。


LIXILで人気があるシステムバスは「スパージュ」で、おすすめの機能は「アクアフィール」と呼ばれる肩湯です。浴槽内のお湯を循環させつつ、お湯が肌をなでるような新感覚を味わえます。


2位:TOTO

日本で初めてユニットバスを開発したTOTOは、技術力の高さに定評があります。水まわりに関する独自のノウハウを活かして、根強いファンも多く見られます。TOTOでは「ほっカラリ床」が有名ですが、これは水はけが良いため乾きやすく、掃除もしやすいことや、内部に入っているクッションの効果で踏み心地や座り心地も快適な商品です。滑りにくく安全性も高いため、お子さんや高齢の方がいらっしゃるご家庭にも好評です。

TOTOでおすすめのシステムバスは「シンラ」です。ジェットバスシステム「楽湯」を搭載し、肩と腰に最適な刺激を与えてくれます。お湯は循環方式で、無駄なく利用できるのも嬉しいポイントです。他にも機能が満載で、マンション・戸建てどちらでも導入いただけます。


3位:Panasonic

住宅総合メーカー・Panasonicでは、家全体と調和がとれるようにシステムバスのデザインが施されています。全ての機種に設置できる「フラットラインLED照明」は、バスルーム全体をスタイリッシュに照らしてくれます。さらに、標準装備となっているのが「スミピカフロア」で、角に目地がなく汚れが溜まらないので、簡単に掃除できる点が好評です。

Panasonicのシステムバスで注目したいのが「Lクラス」です。湯冷めしにくくモイスチャー効果も期待できる「酸素美泡湯」をはじめ、音楽を聴くときぜひ活用したい「シーリングバスオーディオ」などの機能が搭載されています。


■システムバスの設置は川津工務店へお任せください

東京都世田谷区にある川津工務店では、マンションや戸建てのリフォームを承っております。システムバスのリフォームはもちろん、バスルーム全体のリフォームおよびリノベーションをご提案させていただきます。システムバスについてお悩みがございましたら、どんなことでも結構ですので、ぜひ一度お問い合わせください。